50代が今こそ考えたい美しくあるための頭皮の話!若々しい髪の毛をキープするための方法とは

  1. 薄毛予防・解決策

50代が今こそ考えたい美しくあるための頭皮の話

 

人は年々年を重ねるにつれて様々な面で老いを感じる場面がどうしても増えてきてしまいます。誰でもいくつになっても美しさを保ちたいという思いは同じだと思います。その中でも特に髪の毛は老いを感じさせてしまいやすい部位とも言えるでしょう。

 

少しでも若々しく美しくあろうとすると、健康的で美しい髪の毛は絶対条件に挙げられます。美しくあろうと髪の毛ばかり重点的にケアしてしまいがちですが、実は美しさの秘訣は頭皮に隠されているのです。

 

そこで今回は年齢を重ねても美しさを維持できるようにするにはどうしたらよいのか、頭皮がどのように関係してくるのかまで詳しくご紹介させていただきます。

 

 

50代のお悩み

50代に入ると髪の毛にも様々なお悩みが出てきてしまいます。そのお悩みからご紹介させていただきます。

 

「昔は多かった毛量が今では少なくなってしまった…」

 

若い頃はそこまで気にしなくても髪の毛は元気で毛量もしっかりとあることが多いものです。そのまま何も対策をしないでいるといつの間にか抜け毛が進行してしまい、毛量が減っていき、気づいた時には手遅れとなってしまうこともあるのです。

 

毛量がなくなると一気に老け込んだ印象を与えてしまうため、元から毛量が多かった方ほどショックで気になる問題となってしまいます。

 

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「白髪が増えてきた…」

 

見た目ですぐにわかる変化の一つの白髪ですが、1本でも生えてくると目立って存在感が強く自分のまわりからの目も気になってしまいますよね。白髪の生え始める時期には個人差が大きいのですが、生え際や分け目など自分やまわりから目に付きやすい部分に多く生える傾向がありイヤでも気になってしまいます。

 

年々本数も増えていくのでごまかしも効かなくなってきてそのままのスタイルでいくのか、白髪を染めていくのかそれぞれの考え方で分かれていくこととなります。

 

「ハリコシがなくボリュームが出ない…」

 

髪の毛のハリやコシがなくなってくると髪の毛の立ち上がりが悪くなってしまい、ボリュームがなくペタッとしたようになり老け見えする原因となってしまうのです。ハリがあると髪の毛にツヤや天使の輪が出てそれだけでも若々しく見せてくれ、美しい髪の毛の条件にもなってきます。

 

コシがなくなってくると髪の毛はうねりだしたり細くなってしまったりするので、絡みやすかったりお手入れのしにくくなってしまうのです。

 

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頭皮の仕組み

頭皮の毛穴にある毛根には毛母細胞といわれる髪の毛を生成するために欠かせない細胞があり、そのそばにメラノサイトという髪の毛をメラニン色素によって色づける細胞が存在しています。これらの細胞の働きによって髪の毛は生成されています。

 

頭皮の血流にのって栄養や酸素が毛根に運ばれ、その栄養を毛母細胞などが受け健康的な髪の毛が作られていくのです。

 

頭皮はお肌と同じように表皮、真皮、皮下組織の3層で成り立っており一番表面にある表皮は0,02mmととても薄いのですが、外的刺激などから守ったり身体の水分の蒸発を防ぐバリア機能の役割を担っているのです。

 

真皮は2mmほどの厚さがあり、この中にコラーゲンやヒアルロン酸などが生成されておりハリや弾力を維持する役割があります。栄養や酸素を運ぶための血管や、暑さや寒さに対して体温を調節する役割の汗腺、分泌して頭皮や髪の毛に膜を張り保護して守っている皮脂腺も真皮にあるのです。

 

皮下組織は一番下の層にあり脂肪を蓄えて表皮と真皮を支え、外からの衝撃から守るようにクッションの役割を担っています。

 

頭皮の血流が悪くなってしまったり、頭皮環境にトラブルがおきてしまうと毛根に栄養が行き渡りにくくなり抜け毛や白髪の原因にも繋がってしまうのです。このような頭皮の肌の仕組みから毛穴までがそれぞれ正常に機能していき、元気な美しい髪の毛が成長していくのです。

 

硬い頭皮は要注意

美しくあるために様々なケアを行っている方も多いと思いますが、頭皮の硬さを意識したことのある方は少ないのではないでしょうか。頭皮の硬さは髪の毛だけではなく顔のたるみにも繋がってしまうので注意が必要です。

 

頭皮に両手の指でつつみ動かしてみたときに頭皮もしっかり動く状態であればいい状態にあると言えるのです。しかし頭皮がツッパリ動きが悪いという場合は気を付けなくてはなりません。頭皮が硬いとどんな影響がでてくるのかみていきます。

 

顔のたるみ

 

頭皮は顔や首と同じ1枚の皮で繋がっています。頭皮が硬くなると血流が悪くなってしまい、筋肉も衰えて張りが低下していき顔を引き上げる力が弱まってしまうのです。シワやたるみと頭皮は一見関係がないように見えますが、密接に関係しているのです。

 

白髪が増えてくる

 

頭皮が硬いと頭皮の血流が悪くなり栄養や酸素も行き渡りにくくなってしまいます。必要な栄養が届かないとメラノサイトが正常に機能できなくなってしまい、メラニン色素がつけられなくなり白髪の状態のまま生えてきてしまうのです。

 

この状態が長く続くと本来白髪になるスピードよりもはやく白髪が増えていってしまうので注意が必要となります。

 

薄毛の進行

 

白髪と同様に頭皮が硬くなり頭皮の血流が悪くなると栄養や酸素が毛母細胞にも届かなくなってしまい、髪の毛を生成する機能が低下してしまいます。毛母細胞の機能が低下すると髪の毛が作られるスピードが低下したり生成された髪の毛が細くなってしまったりと影響が出てきてしまうのです。

 

その結果全体の髪の毛の本数が少なくなり、せっかく成長してきた髪の毛も細く抜けやすいため薄毛がどんどん進行していってしまうのです。

 

頭皮環境を整えるには?

頭皮環境を整えるためにはどんなケアをしたらよいのかご紹介させていただきます。

 

栄養バランスのよい食事

 

食事のバランスが偏ってしまっていると摂取できる栄養素も偏ってしまい、頭皮や髪の毛に必要な栄養素が不足してしまいます。特に脂っこいものや甘いものなどの脂質や糖質ばかり摂取してしまうと、皮脂の分泌が過剰になり頭皮がベタつき毛穴が詰まりやすくなってしまうのです。

 

皮脂が過剰に分泌してしまい皮脂が多い状態が続くと、頭皮のかゆみやニオイなど様々な頭皮トラブルの原因となってしまいます。それを防ぐためにも、色々な食材を選びバランスよく栄養を接種できるよう心がけが大切です。

 

特に髪の毛や頭皮に必要なタンパク質、亜鉛、ビタミンを積極的に接種するとより効果的です。

 

タンパク質…肉、魚、大豆製品

亜鉛…牡蠣、シジミ、海藻類

ビタミン…緑黄色野菜、ナッツ類

 

規則正しい生活

 

睡眠時間の確保や質を高めたり、日々の生活の中で運動を取り入れてみたりと規則正しい生活は頭皮にもいい影響を与えてくれます。日々の睡眠時間は7〜8時間は確保して、髪の毛の成長ホルモンがたくさん分泌されると言われている夜の22〜2時を目安に入眠できるように調整すると効果的です。

 

運動ときくと激しいスポーツやつらいランニングなどを想像してしまいますが、ウォーキングやヨガなど自分の体力に合わせて無理のない範囲で大丈夫です。無理にきつい運動を取り入れても続かなくなってしまったり、体に負担が大きくかかりすぎてしまったりしてしまいます。

 

自分の無理のない範囲で続けやすいものからはじめ、余裕があれば少しづつ負荷を上げていく方法がオススメです。運動で体の血流が促進されれば頭皮への栄養や酸素も行き渡りやすくなり頭皮環境にとてもいいのです。

 

運動はストレス発散にも効果が期待できるため、自律神経も安定させてくれます。気持ちが安定してストレスが緩和できると、副交感神経が優位となり血管の幅も広がり血流がよくなるメリットもあります。

 

スカルプシャンプー&スカルプマッサージを取り入れる

 

頭皮環境を整えるためには頭皮を清潔ないい状態を保つ必要があります。通常のシャンプーも大切なのですが、週に2〜3回特別にスカルプシャンプーを使って普段取り切れていない皮脂や汚れを洗い流すといい状態をキープしやすくなるのです。

 

そのスカルプシャンプーを使うだけでも効果が期待できるのですが、スカルプマッサージを併用してあげるとさらに効果が期待できます。

 

1.乾いた状態でクッションブラシを使って、生え際からうしろへ向かってブラシの先を地肌につけたままとかしていく。同じようにして全体的にブラッシングしていく。

 

2.シャワーを36〜38℃に設定をして地肌からたっぷりのお湯ですすいで、汚れを落とすようにして時間をかけて予洗いしていく。

 

3.シャンプーを適量出して地肌からモコモコに泡立てて、全体をシャンプーをしてから一度流していく。

 

4.スカルプシャンプーを適量出して地肌からモコモコに泡立てて、全体をシャンプーをしていく。

 

5.生え際に両手の指をそえて、まわしながら引き上げるようにしながら少しづつうしろへ動かしていく。

 

6.また生え際に戻り両手の指をそえて、地肌から指を離さないようにしながらジグザグと動かしながらうしろへ動かしていく。

 

7.首の付け根に両手の親指をそえて、左右から押し上げるようにして圧をかけていく。同じようにして上へずらしながらツボを押していく。

 

8.生え際の正中線の部分に両手の人差し指をそえて、左右交互に頭頂部まで指圧しながら進んでいく。

 

9.両手を軽く握りこめかみにあて、グルグル痛くない程度の力加減で刺激していく。

 

10.そのままグルグル動かしながら後頭部まで動かしていき、下から持ち上げるようなイメージで刺激していく。

 

11.両手の全部の指を使って頭皮を勢いよくつまむようにしてタッピングする。頭皮を全体的に同じようにしてタッピングしていく。

 

12.シャワーで流し残しがないように念入りにすすいでいく。

 

13.できればこの後にスカルプトリートメントも一緒に使ってあげるとより効果的です。

 

14.お風呂上がりには髪の毛を絞って水気をきったら、タオルで優しく拭き取る。

 

15.自然乾燥してしまうと頭皮が乾燥してしまうので、速やかにドライヤーで乾かしていく。

 

まとめ

年齢を重ねても美しくあるためには、日々の小さな積み重ねが大切です。お金をかけてエステやヘアサロンなどに通うのも効果的ですが、自宅での日々のケアを蔑ろにすることはできません。頭皮は髪の毛や顔の印象までにも影響を与えてしまうほど大切な部位で、スカルプケアは美しさを保つためにも必要なケアとなるのです。

 

頭皮環境を整えるためには、生活習慣を改善することと同じくらいにスカルプシャンプーやマッサージも大切で頭皮を清潔に保ち血行促進とどちらの効果も期待できる必須なケアです。

 

メイクやファッションで見た目をカバーすることもできますが、顔のたるみや髪の毛の質感はごまかしようがありません。頭皮を健康的に維持することは若々しさや美しさに繋がる秘訣なのです。

 

一気に全部やろうとするのは難しいかもしれませんが、まずはスカルプシャンプーを取り入れてみるだけでも頭皮は改善へと向かっていくので是非お試しください。慣れてきた段階でマッサージなど少しづつ習慣として定着させていけるようにしていきましょう。

 

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