カラーシャンプーってどんなもの?白髪ケアに効果があるのか?

  1. 白髪染め

白髪が気になりだすと、白髪専用のシャンプーやトリートメントの存在が気になってくると思います。白髪専用のシャンプーのことなどを調べていくと「カラーシャンプー」のこともしることになるのではないでしょうか。

「カラーシャンプーのブラックを使えば白髪ケアとしても使えるのでは?」と考える人もいるかもしれません。しかし、結論を言ってしまうと白髪ケアとしてはあまりおすすめできないのです。

それは、カラーシャンプーにはカラーシャンプーの役割があるから。白髪ケアとしては実力不足です。

そこで、カラーシャンプーと白髪専用シャンプーやトリートメントについて違いがよくわかっていないという人に詳しく解説していきたいと思います。

1.カラーシャンプーとはどんなシャンプーなのか

カラーシャンプーとはどんなシャンプーなのか

まずは、カラーシャンプーがどんなシャンプーなのかを説明していきたいと思います。カラーシャンプーとは一言で言えば、シャンプーしながら髪を染められるシャンプーです。

最近では、カラーバリエーションも増えて、ピンクやシルバー、パープルなどさまざまあります。髪を染められると言っても、カラーリングのように色をガラッと変えるほどの効果はありません。

主な用途としては、ヘアカラーした髪の色持ちをよくするために使われることがほとんど。使い方は、一般的なシャンプーとさほど変わりはないですが、より浸透・定着させたいなら数分間おくことが大切です。

ほかにも、ヘアカラーの色持ちをよくするだけでなく、ブリーチした髪へ少しずつカラーをいれていくこともできます。

このように、ハラーシャンプーを使用することでヘアカラーの持ちが長くなるため、きれいな髪色を保ちたいと思っている人の間で人気のシャンプーなのです。

2.カラーシャンプーで効果を出そうとすると難しい

カラーシャンプーで効果を出そうとすると難しい

ヘアカラーした髪の色持ちを保つのにカラーシャンプーを使用する人は多いですが、じつはカラーシャンプーを使いこなすには少し難しい部分もあります。

まず、カラーシャンプーは一般的なシャンプーに比べると洗浄力は劣ります。ですので、しっかりシャンプーで汚れを落としたいと思っている人には物足りないと感じることも。

カラーシャンプーの効果を期待するならシャンプーをしたあと流すまでに3~5分程度おく必要があります。また、カラーシャンプーは色持ちをよくする効果に特化しているため、ダメージケアには期待できません。

カラーシャンプーの効果を期待するならシャンプーをしたあと流すまでに3~5分程度おく必要があります。

さらに、カラーシャンプーには当然ながら染料が含まれているため、爪の間などに色が付きやすいので注意が必要です。使用方法などは事前にしっかりチェックしておくようにしてください。

3.白髪ケアには白髪染め専用のシャンプー・トリートメントがベスト

白髪ケアには白髪染め専用のシャンプー・トリートメントがベスト

ここまでお話ししたように、ヘアカラーをした髪にカラートリートメントを使用すると色持ちが良くなるということがおわかりいただけたと思います。しかし、白髪ケアとしてカラーシャンプーを使うことはあまりおすすめできません。

その理由をご説明します。

まず、カラーシャンプーの基本は色持ちを長くすること。染料をうまく配合していかに効果を発揮できるかに特価しているのです。

ですので、シャンプー本来の「洗浄」という機能は薄いものが多い印象です。カラーシャンプーに関しては、各メーカーとも「洗浄力」より「色持ちを長く」に力を注いでいるイメージになります。

これでは、白髪ケアに一番大切な「頭皮」への影響が心配です。頭皮環境が整っていないと白髪の原因になることがあります。

白髪ができたら髪を染めることは大切ですが、それよりももっと「白髪を予防」することも大事です。

カラーシャンプーは、ヘアカラーをして色が抜けてくる頃の髪に効果が期待できます。もともと黒い髪にはあまり効果の期待はできません。

したがって、白髪ケアに使うなら専用のシャンプーやトリートメントがおすすめということになります。白髪ケア用なら頭皮環境を整える成分のほかにも、髪を元気にする栄養成分なども多く含まれています。

できれば、白髪専用のシャンプーとトリートメントを併用すればより効果はアップしますよ。

4.グレイヘアを目指すならムラサキシャンプーはおすすめ

グレイヘアを目指すならムラサキシャンプーはおすすめ

近年、白髪を生かす髪型「グレイヘア」に挑戦する女性が増えてきました。グレイヘアは、白髪が目立ってきても黒色に染めることなく、自然体でいるスタイルです。

白髪染めをしていても、1ヶ月も経たないうちに根元にまた白髪が見えてきたり、不意にチラッと見えたりする白髪に悩む人も少ないのではないでしょうか。しかし、グレイヘアならそのような心配や悩みから解放されるのです。

しかし、グレイヘアに移行するにもお手入れは少し大変です。白髪は放っておくと黄ばんできます。

この黄ばみに紫色のカラーシャンプーを使うと黄ばみを抑えることができます。なぜ、紫色なのかというと、紫色は黄色の補色だからです。

補色とは、対になった色同士が混ざり合うとお互いの色を消し合います。(下記図参照)
補色の図

白髪の黄ばみを消したいときは、紫色で補えば黄ばみを取り除いてくれるというわけです。

白髪ケアにカラーシャンプーはおすすめできませんが、白髪の黄ばみを取り除きたいときは紫色のカラーシャンプーを試してみてはいかがでしょうか。

5.まとめ

カラーシャンプーは、ヘアカラーの色持ちをよくするために人気があります。白髪染めをした髪に、ブラック系のカラーシャンプーでもダメとは言いません。

しかし、本当に白髪のためを思うなら髪にやさしい白髪用のシャンプーやトリートメントを使うことをおすすめします。

また、白髪は一気に真っ白になるわけではありません。気になり始めて、どうにかしたいと思ったら綺和美の白髪染めトリートメントを活用してみてください。

少しずつ染まるのでまわりにバレることなく自然に白髪ケアができますよ。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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