脱色した髪と白髪染めの違いは、何か分かりますか？すごく簡単に言うと、あまり脱色をしないで色をしっかりと入れるのが白髪染め、髪の毛全体を脱色して色を入れるのがヘアカラーになるんです。
お悩みによって、髪を染め方が変わりますので、どの方法が一番いいのか選んでみましょう。白髪がはねてしまう原因と白髪を隠す対策も合わせてチェックしてみてくださいね。
1.白髪染めは髪にダメージが多い？
白髪とは、髪の毛の色素であるメラニンがなくなってしまった状態です。ですので、髪を染めるときに少しの色素を入れただけでは、全体的に綺麗には染まりません。
白髪染めには通常のヘアカラーの薬剤よりも、強力な染色剤が必要となってしまうんです。そこでよく用いられるのがジアミンという成分です。ジアミンは刺激が非常に強い成分で、髪や頭皮を傷めてしまうので、使用する際には注意が必要です。
なお、白髪染めは、根元まで薬剤を塗るのでダメージが多いという理由もあります。何度も繰り返し白髪染めをすると、ブリーチしているのと同じくらい髪や頭皮に負担がかかってしまうんです！
2.白髪染めを選ぶポイント
白髪染めをすると、どうしても髪や地肌への傷みや負担がかかってしまいます。そのため白髪染めをする時は、できるだけ髪へのダメージを抑える方法で染めることが大切なんです。
白髪染めをする方法は、大きく分けて4種類に分けられます。
ヘアカラートリートメント
ヘアカラートリートメントは、トリートメントをしながら髪を染めることができます。一般的なヘアカラーは髪を脱色してから髪に色素を浸透させますが、ヘアカラートリートメントは徐々に回数を重ね、髪の毛の表面に色を定着させるんです。
同時にトリートメントをしているので、髪のツヤや潤い感をキープしながら染められちゃうんです。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアとは、髪の表面をコーティングするので、髪が傷みにくいのがメリットなんです。紫外線から髪をガードしてくれる役割もしてくれるので、より自然な仕上がりになりますよ。
白髪染めシャンプーは、毎日シャンプーの代わりに使うだけで、白髪が徐々に変化していきます。優しい染毛力で髪や頭皮に負担が少ないので、お肌の弱い方も安心して使用ができちゃいます。
ヘナカラー
ヘナカラーは、髪の毛を染める染料としてヘナの葉を乾燥させたものを使用します。色合いや明るさの見え方は、白髪の量によって左右されますが、髪に対する負担やアレルギーを抑えた自然なもので、安全で髪にも環境にも優しい白髪染めです。
デメリットとしては、純粋なヘナはオレンジの色素なのでオレンジ色にしか染められませんので、注意が必要です。
3.白髪染めを長持ちさせる方法
一般的な白髪染めの持続期間は、1ヶ月〜2ヶ月です。なるべく色もちをよくするには、髪に優しいアミノ酸系のシャンプーを使用したり、髪のダメージを修復してくれる洗い流さないトリートメントを使ったり、頭皮環境を整えるために濡れた髪をすぐに乾かすのが重要なんです。
特にトリートメントは、開いたままのキューティクルの蓋を閉じてくれますので、まだお持ちでない方はこの機会に購入してみてもいいのではないでしょうか。なおカラー専用シャンプーを使うと、色が落ちてしまうのを防止し、髪のツヤやハリをキープしてくれるため、トリートメントと合わせて購入されるのをオススメしますよ。
4.白髪がはねる原因
実は、白髪は黒髪に比べて直径が太くて硬いのです。そのため白髪だけがピョンと飛び出て見えてしまうのです。
また白髪と黒髪に関係なく、年齢を重ねることで、うねりは出やすくなります。白髪は黒髪よりも目立ちやすいので、より白髪だけが飛び出したように思えてしまうんです。
はねやうねりをなくすには？
白髪は、いつからうねりはじめるのか、どこからハネはじめるかがわからないので、チェックがすごく難しいのです。周りの毛と比べて白髪は短いため、気になる人も多いかもしれませんが、絶対に抜いてはいけません。
白髪を短く切っている人は、その白髪が伸びてくると、うねりやハネているように思ってしまうので、ある程度白髪はそのまま伸ばしておいたほうがいいのかもしれません。 こういったうねりやハネた白髪を目立たせなくするには、白髪染めが必要なんです。
5.白髪を隠すオススメの対策
マスカラタイプ
生え際やまだらな白髪が気になる方は、直接髪の毛に塗るタイプの白髪隠しがオススメです。髪を染めるわけではないので、シャンプーをすると色は落ちてしまいますが、部分的に白髪を隠せます。
マスカラは、まつげ用のマスカラのように髪の毛の表面に塗っていきます。髪のコーティングができますので、紫外線予防にも効果的です。
パウダータイプ
部分的な白髪を隠すにはパウダーも使いやすいです。パウダーなら白髪だけでなく、周りの毛も覆ってくれるので、毛量でお悩みの方にも効果があります。
どちらも携帯しやすく外出先でも手軽に直せちゃうんですよ。
ヘアスプレータイプ
ヘアスプレーは、一気に白髪を隠すことが出来ます。髪以外の場所に着色してしまう可能性があるため、外出先では使えません。
また同じ箇所にスプレーをかけ続けると、髪の毛がパリパリになってしまうので、使い方には注意が必要ですよ。
ヘアアレンジ
その他、髪の分け目を変えてみたり、帽子をかぶるという隠し方もあります。人に会う用事があるとき、一人の用事で帽子を被ったままで一日過ごしてもいい時など、用途に合わせて、使い分けをしてみましょう。
6.まとめ
白髪染めは脱色するカラーと一緒で、染めるだけで髪や頭皮を痛めてしまう原因になってしまいます。できるだけダメージの少ない成分の薬剤を選び、染めた後のトリートメントやシャンプーで髪へのダメージを下げ、色もちを保つアイテムを使って、素敵な髪色をキープしていきましょう。
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ジアミンは髪にも体にも地球にもよくないことがわかりました。ジアミンを使用していない白髪染めシャンプー、コンディショナー、そしてトリートメントが良いでしょう。綺和美はジアミンフリーで、添加物も入っておりません。すべてに優しい成分を使いながら、同時に「世界中の人を美しい髪にする」をミッションに掲げて活動しています。
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