美しい髪は入浴で作れる!お風呂の時間を通じて髪と自分を大切にする方法

  1. ケア

女性であれば誰でもCMのようにツヤツヤさらさらの美しい髪の毛に憧れますよね。美しい髪の毛は高いトリートメントをして頻繁に美容室に通い、芸能人だから実現できるのではないかとまで思われていることが多くあります。

 

確かに美容室の高いトリートメントを頻繁に行いヘアケアをしてもらえば美しい髪の毛に近づけることができるかもしれません。しかし一般の方が同じように実行するには少し難易度が高いのも事実です。

 

では美しい髪の毛はあきらめなくてはいけないのでしょうか。いいえ、自宅での入浴でのヘアケアでも美しい髪の毛は作れてしまうのです。入浴は髪の毛だけではなく心身ともにいい効果をもたらしてくれるのです。

 

そこで今回は入浴の効果から美しい髪を作るためのケアまで詳しくご紹介させていただきます。

 

 

 

1. 入浴の効果

入浴にはリラックス効果が期待でき、日々の疲れやストレスを緩和する効果があるとされています。湯船に浸かったときにかかる水圧で血流も促進され、全身も温まるので筋肉も柔軟になり老廃物も排出しやすくなるのです。

 

入浴のメリットは以下のようなものが期待できます。

 

・温熱作用

 

入浴で身体が温まると血管が広がるため血流が促進され、手足の先まで全身くまなく温まります。血流がよくなると身体の老廃物の排出もスムーズにいき、筋肉の強ばりやコリもほぐれやすくなり疲労を軽減させてくれるのです。

 

・水圧作用

 

入浴で湯船に浸かると水圧が全身にかかり、ほどよく全身にマッサージ効果をもたらしてくれます。全身にマッサージ効果が得られると血流もよくなり、むくみにも効果が期待できるのです。

 

・浮力作用

 

湯船の水中の中での重力は普段の10分の1にも軽減しています。普段空気中にいるとこの重力から開放されることはないため、湯船で重力がかからなくなると身体が軽くなり緊張もほぐれてくれるのです。

 

・洗浄作用

 

湯船でお湯に浸かると身体が温まり毛穴も開き汚れを落としやすくなります。さらに肌表面に付着している汚れや詰まった皮脂も落としやすくなるため全身を清潔にする効果もあるのです。

 

・リラックス効果

 

温かい湯船に入浴すると全身が温まり気持ちが良くなり、心身ともにリラックスできます。リラックスすると副交感神経が優位となり血管が拡張するため血流が促進するので、全身にも頭皮にもいい影響をもたらします。

 

入浴剤の香りにもこだわり好きな香りをチョイスしてあげるとさらに効果的なのでオススメです。

 

お風呂に入って白髪対策!正しい洗髪方法やケア方法で艶やか黒髪に! 

 

2. 入浴のポイント

効果的に入浴するポイントもご紹介させていただきます。

 

入浴するタイミング

 

人は体温が下がってくると眠たくなるような仕組みとなっています。そのため就寝予定の1〜2時間前に入浴して身体を温めておくと、身体の熱が冷めてくるタイミングに就寝できるので、スムーズに入眠でき睡眠の質の向上にも効果が期待できるのです。

 

湯船の温度

 

湯船にためるお湯の温度は40℃位を目安とするとほどよく身体の心から温まります。身体を温めて内部の温度を上昇させるには、深部の体温を1℃上げる必要があります。人の深部の体温が37℃前後なので40℃のお湯につかるとほどよく1℃程度あげてくれるのです。

 

これ以上お湯がぬるいと身体の深部の温度を上げることができず、逆に熱いと交感神経が活性化してしまい身体が緊張状態になりリラックスできなくなってしまいます。また温度の高い湯船に急に浸かると血圧が急激に上昇してしまうため、ヒートショックの原因にも繋がるため注意が必要です。

 

湯船に浸かる時間

 

湯船に浸かる時間は短すぎても長すぎてもよくありません。入浴時間は10分程度を目安に肩までしっかりと浸かり、顔が少し汗ばむくらいが程よく温まったサインとなります。時間が身近すぎてしまうと身体の芯から温まらなくなり、長すぎてしまうとのぼせてしまったり、肌の水分が奪われすぎてしまい乾燥しすぎてしまうこともあるため入浴時間は調節してあげる必要があります。

 

3. 髪の毛を洗う大切さ

入浴時に髪の毛を洗う目的は主に頭皮を清潔に保つことです。美しい髪の毛を育てるにはまずトリートメントよりも前に頭皮環境を整えてあげることが何よりも大切で、頭皮環境が荒れてしまっていると健康的な美しい髪の毛が生えてこれなくなってしまうのです。

 

頭皮からでる皮脂やホコリや整髪料などの汚れをそのままにしてしまっていると、頭皮に炎症が起きてしまいかゆみやフケの原因になったり、皮脂が毛穴に詰まり髪の毛の成長の邪魔をしてしまったりとトラブルに繋がってしまいます。

 

シャンプーをすると頭皮にほどよい刺激が加わりマッサージ効果も得られるため、血流が促進されます。血流が促進されると頭皮に栄養が行き渡り老廃物も排出しやすくなり頭皮環境にもいい影響を与えてくれるのです。

 

マッサージ効果を得られるとリラックスでき、副交感神経が優位となり血管が広がり血流がよくなります。リラックス効果の面からみても頭皮にとって髪の毛を洗うということは大切なヘアケアなのです。

 

脱毛症 Q18 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

 

4. 美しい髪の毛の条件

美しい髪の毛とはどんな髪の毛なのでしょうか。一般的な美しい髪の毛の条件はどんなものがあるのかみていきます。

 

・引っかかりがなく手ぐしが通る

 

手ぐしを通したときに引っかかりがあると、髪の毛が絡まりやすく切れ毛や抜け毛にも繋がってしまうのです。手ぐしを通したときにスムーズにとかせる髪の毛はダメージの少ない健康的な髪の毛と言えます。

 

・潤いがあり天使の輪がありツヤが出る

 

髪の毛1本1本にしっかりと潤いがあると、髪の毛全体にツヤがでて表面に天使の輪が出てきます。この輪があることは美しい髪の毛の必須条件とも言われるほど重要な条件となるのです。

 

乾燥してしまってパサついていると髪の毛が美しく見えないだけではなく、若々しく見えなくなってしまい年齢を感じさせてしまうので注意が必要です。

 

・枝毛や切れ毛ががなく

 

ダメージが蓄積してしまうと枝毛や切れ毛が増えてしまい、毛先が分裂していたり白いプツプツが目立ってしまったりします。そうすると手触りも悪くなり、見た目で傷んでいるとすぐにわかるようになってしまうのです。

 

・ハリコシがある

 

髪の毛はハリやコシがあると健康的に若々しく見えるため、このような髪質を目指したい条件でもあるのです。年々年を重ねると髪の毛のハリコシが低下する傾向にあるため、エイジングケアをして元気な髪の毛を維持できるように対策を講じておくとある程度維持できるようになります。

 

5. 入浴時間にできるヘアケア

美しい髪の毛を手に入れるためにも、入浴時にできるヘアケアをご紹介させていただきます。

 

シャンプー

 

シャンプーは頭皮を清潔に健康的に維持するためにも必須のヘアケアです。美しい髪の毛を作り出すためにも日々のシャンプーを見直してみてください。

 

1.乾いた状態でクッションブラシを使って、生え際から後ろへ向かって地肌にあたるようにして全体的にとかしていく。(汚れやホコリを浮かせていき、頭皮へ刺激を与え血流も促せる)

 

2.シャワーを36〜38℃に設定して地肌から洗うようにたっぷりの水で念入りにすすいでいく。(ここの段階で8割程度の汚れを落とせるため時間をかけてしっかりすすぐ)

 

3.シャンプーを適量出して地肌からモコモコになるように泡立てていく。(頭皮油分が多いと泡立ちにくくなるので、その場合は一度流してからもう一度シャンプーで泡立てる)

 

4.軽めに全体をシャンプーしていき一旦シャワーで流していく。

 

5.もう一度シャンプーを適量出して地肌からモコモコに泡立てていく。(泡立ちがあまくてシャンプーの原液が残っていると流し残しの原因となるためしっかり泡立てる)

 

6.全体をしっかりと洗い、シャワーで流していく。(洗い残しがないように耳後ろや首元も念入りに流す)

 

毎日ではなくてもいいので週に2〜3回程度スカルプシャンプーを使ってみるのも効果的です。いつものシャンプーをスカルプシャンプーに変えるだけでも効果があるのですが、余裕のある日には頭皮のマッサージも合わせて行うとさらに効果が期待できるのでオススメです。

 

1.シャンプーの4までとやり方は同じで、2回目のシャンプーからスカルプシャンプーに変えて地肌からモコモコに泡立てていく。

 

2.全体がしっかりと泡立ったら、手のひらの母指球をこめかみにあてて引き上げるようなイメージで円を描きながらまわしながら刺激していく。

 

3.生え際に両手の指をそえて軽く回しながら引き上げるときに意識しながら刺激していき、少しずつ後ろへずらしながら同じように行う。

 

4.耳上あたりに両手の指をそえて引き上げるように刺激していき、頭頂部へ進んでいく。

 

5.首の根元に両手の親指をあてて、左右から押し上げるように揉みあげていく。

 

6.生え際の真ん中の分け目の部分に両手の人差し指をあてて、左右交互にツボを押しながら頭頂部に向かって進んでいく。

 

7.両手の指を使って頭皮全体の押し足りないツボを、気持ちのいい位の力加減で刺激していく。

 

8.マッサージが終わったらいつも通りにしっかりとシャンプーをしていく。

 

9.流し残しがないように入念にシャワーですすいでいく。

 

トリートメント

 

トリートメントは髪の毛に潤いや栄養を与えてくれて、ツヤを出したり手触りをよくしたり乾燥やダメージを補修してくれる美しい髪の毛には必要不可欠なケアとなります。せっかくトリートメントをしてもやり方を間違えると効果が半減してしまうのでポイントをおさえておいてください。

 

1.シャンプーを流した後に髪の毛をしぼりタオルドライをして水分をふきとる。

 

2.中間から毛先を中心にトリートメントを馴染ませていき、目の荒いコームなどで全体に行き渡らせる。(スカルプ用のトリートメント以外は根元付近に塗布しないようにする。)

 

3.少し時間を置く。(このときにタオルターバンやラップを巻いて湯船に浸かるとスチーム効果も同時に得られて身体も温まりさらに効が高まります)

 

4.シャワーで流し残しがないようにすすいでいく。(トリートメントをしっかり流さない方がいいのではを思ってしまいがちなのですが、流し残しは頭皮にトラブルをもたらしてしまうためしっかりとすすぐ)

 

6. まとめ

美しい髪の毛を目指すには今ある髪の毛を一生懸命ケアするだけでは足りません。健康的で元気なハリコシのある髪の毛には、これから生えてくる髪の毛に対しての対策の実践が必要となります。

 

美容室などの高いトリートメントだけではなく、自宅での入浴時に行う毎日のヘアケアを丁寧にポイントをおさえて取り入れるだけでも髪質はどんどんよくなっていきます。今からヘアケアを行うと髪の毛が生えてくるまでの時間がかかるため、効果を実感するには少し年数がかかってしまうかもしれません。

 

このような綺麗な髪と頭皮環境を求める方におすすめなのが、綺和美のヘアケアシリーズです。独自の自然成分を配合し、頭皮に優しく作用するため、毎日の入浴がリラクゼーションと同時に高度なケアタイムに変わります。

 

使う際のコツは、定期通販に新規登録して、毎日使い続けることです。

 

しかし今から入浴時間を大切にリラックスしながらヘアケアも一緒に行えると、頭皮環境がいい状態を常にキープできるようになります。忙しいとついないがしろにしてしまいがちの入浴時間ですが、少し意識して習慣にしていくだけで美しい髪の毛は作ることができます。

 

この記事で紹介したお手入れ法を参考に是非実践してみてください。



美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

記事一覧

あなたへおすすめ