入浴が心身にもたらす良い影響と、髪を洗う習慣の大切さ

  1. 白髪の予防・改善方法

私たちの生活に欠かせない入浴と髪を洗う習慣には、身体にどのような影響があるのでしょうか。

何気なくこなしている習慣でもひとつひとつに意味があり、さまざまないい影響をもたらしてくれます。入浴と髪を洗う意味を理解すると、日々のお手入れをより丁寧に行なえるでしょう。

また、入浴と髪の毛には深い関係性があります。入浴と髪の毛の関係性について知らない人も多いのではないでしょうか。

身体に良いサイクルを生み出せるようになるので、ぜひこの記事を参考にしてください。

1.入浴と髪の毛の関係性

入浴と髪の毛の関係性

入浴と髪の毛には深い関係性があるのです。

薄毛や抜け毛などの頭皮トラブルや頭痛は、血流が悪くなって頭皮が硬くなることにより発生します。そのため、頭皮トラブルを改善するには血液循環良くすることが最も重要です。

入浴には身体を温める効果があるため、血液循環が良くなります。血行促進効果が期待できるため、頭皮トラブルの改善に繋がるとともに、栄養が毛根に届きやすくなり健康的で丈夫な髪の毛が成長しやすくなります。

また、体温が高くなると毛穴は開きやすくなる性質があります。頭皮の毛穴には汚れが非常に溜まりやすいですが、落としにくい部分でもあるのです。しかし、湯船に浸かると毛穴が開いてる状態になり、シャンプーをする際に洗浄効果が高まります。

2.入浴が身体にもたらす良い影響

入浴が身体にもたらす良い影響

入浴はただお湯に浸かる行為ではありません。身体にさまざまないい影響をもたらしてくれます。どんな効果があるのか詳しくお伝えします。

健康面で嬉しいメリット

入浴が身体に与える良い影響には、疲労回復と筋肉痛緩和の効果と良質な睡眠が可能になります。

入浴をすると体温が上がり新陳代謝が良くなります。代謝が良くなると老廃物が外に排出されやすくなるため、デトックス効果が高まります。

体温が上がると血液の流れが良くなって全身に酸素が運ばれるので、身体がスッキリして疲れが和らぎます。また、筋肉の緊張がほぐれるため首肩凝りの改善に繋がるのです。

質の良い睡眠を取るためには、寝る直前の身体内部の温度が低い状態が望ましいです。温かいお湯に浸かると身体の温度は上がりますが、湯船から出ると体温は急速に下がるため、この仕組みを利用して質の良い睡眠を誘発します。

お湯の温度は体温より少し高めの40度くらいだと、身体の芯まで温められるので入眠までスムーズになります。肩までしっかり浸かるのが重要で、浸かる時間は15〜20分くらいが目安です。入浴時間が長すぎると肌のうるおいが奪われてしまい、乾燥の原因になるので注意しましょう。

入浴剤の効果

入浴の際は湯船に浸かるだけではなく入浴剤を入れてみてください。入浴の効果を高めるメリットがあります。

入浴剤はドラッグストアなどで購入可能で、固体や粉末、液体タイプのものがあり種類も豊富です。入浴剤を使用すると湯ざわりがなめらかになり、自宅に居ながら温泉気分を味わえます。

癒し効果のある森林の香りやローズの香り、さらに各地の温泉をイメージした香りの入浴剤があり優雅な入浴時間を楽しめます。入浴剤によっては、温泉の効能に近いものや美肌効果のある成分が含まれているものもあります。

炭酸系のシュワシュワする入浴剤を使用すると、血液循環がより活発になるので入浴の効果を高めることが可能です。

香りや効能によるリラックス効果が期待できます。入浴剤は手軽に取り入れられるので、自分好みの入浴剤を選んでみてください。日々の疲れを癒したい人におすすめです。

3.髪を洗う習慣の大切さ

髪を洗う習慣の大切さ

髪の毛を洗うのには頭皮トラブルを予防する効果があり、とても大切な習慣です。また、髪の毛を洗わないとどのような状態になるのかも合わせて解説します。

髪を洗う目的

シャンプーの目的は、髪の毛を洗うことではなく頭皮の汚れを落とすことです。頭皮の状態を常に健康で清潔な状態に維持できるので、毎日1回は洗いましょう。

ホコリや花粉などの汚れは、お湯だけの予洗いで8割ほど落とせますが、頭皮の汚れは皮脂であるため、シャンプーを使用しないと完全に落とすのは難しいです。肌が乾燥しやすく敏感肌の人は、頭皮に優しい弱酸性タイプのシャンプーをおすすめします。

スタイリング剤を多めに付けた日や、いつもよりニオイやベタつきが気になる場合は2回シャンプーすると良いでしょう。軽いマッサージをしながらシャンプーをすると血行不良も改善できます。

また、朝にシャンプーをする人も多いとは思いますが、できれば控えてほしい行動です。
なぜなら頭皮の汚れを次の日に持ち越してしまうと、寝ている間に皮脂が過剰分泌して雑菌が繁殖する恐れがあるからです。そのため朝のシャンプーはおすすめできません。

夜にシャンプーをした方がその日の汚れを綺麗に落とせるので、気持ち的にもスッキリするのではないでしょうか。

髪を洗わないとどうなる?

髪の毛を洗わずに汚れを放置すると、汚れが酸化して頭皮トラブルの原因になってしまいます。

そのため、髪の毛は毎日洗いましょう。歯磨きと同じです。敏感肌でシャンプーの刺激に弱い人は湯シャンだけでも十分です。

1日過ごすだけで髪の毛には外のホコリや花粉、皮脂汚れなどの数え切れないほど多くの汚れが付着します。汚れが付着したまま放置すると、常在菌が繁殖してフケやかゆみなどのトラブルを引き起こすほかに、毛穴にも汚れが溜まるため、髪の毛の成長を妨げて薄毛や抜け毛の原因になります。

頭皮の油分が多くなり、雑菌が増えてベタつきやニオイが気になるようになってしまうのです。頭皮環境が不潔な状態になるので、さまざまな悪循環に陥ります。

また、髪の毛は寝ている間の夜にホルモンが分泌されて成長するので、汚れで毛穴が詰まっていると健康な髪の毛が生えてこなくなるリスクがあります。

4.まとめ

入浴が身体にもたらす良い影響と、髪を洗う大切さについて解説しました。

入浴や洗髪は身体を清潔に保つための欠かせない習慣です。お手入れをサボってしまうと、さまざまなトラブルが発生する原因になってしまいます。

うるおいのある肌や健康的な髪の毛が育つように、しっかりケアしましょう。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

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白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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