髪の乾燥とさよならしたい!髪は水分量が命です。水分を増やしてツヤツヤの髪の毛を手に入れましょう

  1. ケア

髪の乾燥…誰もが一度は悩み、今も気にされる方も多い問題ではないでしょうか。乾燥するということは水分量が足りていないということです。

人は身体全体の60〜70%が水で成り立っているとされています。髪の毛はというと健康的な髪の毛で11〜15%と言われていて10%を下回ると乾燥が進んでる事になります。美しい健康的な髪の条件には水分量の多さは欠かせません。

乾燥が進むと毎日のスタイルが決まらなくなり広がりが気になったり、枝毛や毛先のパサつきが目立ってしまったり、絡まりやすく特に冬場は静電気で悲惨な事になります。

どうにかして髪の毛の水分量をアップさせることはできないのでしょうか…そこで今回は乾燥を軽減して潤いのある髪を手に入れられる方法を原因から順にご紹介させて頂きます。

1.乾燥の原因とは?

乾燥の原因とは?

対処していくに当たっては、まず原因を知らなければなりません。髪の毛の乾燥の原因はいくつものパターンがございます。

・海やプールでのダメージ
・カラーやパーマの頻度
・空調問題
・アイロンやコテの使い方
・栄養バランス
・頭皮の皮脂量
・加齢

海やプールでのダメージ

夏には楽しく海やプールで遊びたいですよね。しかしここで油断してしまうと後々大変な事になります。髪は濡れている状態の時が一番ダメージを受けやすくキューティクルが開いてしまっています。

海やプールの水で濡れた髪に紫外線が当たるとタンパク質を破壊してキューティクルが損傷してしまうのです。さらにどちらも塩素を含みますのでカラーの退色やキシみもひどくなります。

カラーやパーマの頻度

美容室でもホームケアでも言えることなのですが白髪が気になる、根元のプリンがイヤ…と高頻度でカラーやパーマを繰り返してしまう方も多いのではないでしょうか?あまりにも頻度が多いと髪に負担がかかりすぎてしまいダメージ→乾燥と繋がってしまいます。

どうしても気になる場合は、美容室でフルカラーではなく伸びた部分だけピンポイントでリタッチしてもらうなど調整してもらってください。セルフでしてしまうと余計な部分まで薬がついてしまい負担が大きくなります。

空調問題

夏はエアコン、冬は暖房とオフィスワークの場合など特に気を付けなければならないのが空調です。天井からあたり髪の表面などから乾燥しがちなので直に風を受けないよう工夫したりトリートメントで保護するなどの乾燥対策を怠らないでください。

アイロンやコテの使い方

毎日髪の毛をセットするのに必需品のアイロンやコテも温度やあてる時間に注意が必要です。髪の毛はタンパク質でできているので温度があまりにも高いとタンパク変性といって固く変化してしまう性質があります。

タンパク変性が起きる温度が130度とされていますので100度あたりから徐々に温度をあげてみて試しながらある程度形がつくラインで使用します。

髪がしっかりしている方は低い温度でなかなか形がつかず何度もアイロンをあててしまうと逆効果なのでこの場合はもう少し温度をあげて3〜4秒でサッと形がつく温度を探ってください。

栄養バランス

長期的な視点でみると栄養バランスは水分量をあげるのに欠かせません。栄養が乱れると髪を作る毛根の方に栄養が行き渡らず毛が細くなり乾燥を引き起こします。

朝、昼、晩ときちんと3食召し上がり、揚げ物や甘い物を控えめにしてください。タンパク質、ビタミン、亜鉛、鉄分(ほうれん草、鶏肉、卵、納豆、レバー、ナッツ)などを積極的に口にすると良いです。

頭皮の油分

頭皮は自分で皮脂を出して髪の毛や頭皮に膜をはり外敵から守っています。この油分が足りなくなるとバリア機能が低下してしまいダメージを受けやすく乾燥してしまいます。

年齢

最後が大人世代に切り離せない難題、年齢です。女性は年々ホルモンが減少していきます。そして40〜50代となるとエストロゲンも減少していきハリ、コシ、ツヤがなくなってきてしまいます。

少しでもカバーできるように生活習慣などで補うケアをしっかりと積み重ねる事をオススメします。

2.水分量を増やすには?

水分量を増やすには?

なぜ乾燥するかわかった所で乾燥を防ぎ、水分量を増やしていくのに必要な方法をご説明いたします。

シャンプーを見直す

シャンプーは何を基準として選んでいますか?種類も値段も様々で自分に合うものを探すのも大変ですよね。選び方も様々なのですが、今回の場合乾燥を防いでバランスをとりたいのでアミノ酸系のシャンプーを選ぶと良いです。あまり洗浄力の強いシャンプーを使うと必要な皮脂まで奪ってしまうので潤いを残してくれるものが好ましいです。

トリートメントやヘアマスクを使う

すでに乾燥してしまった髪の毛は、補修してあげなければパサつきは収まりません。そんな時には保湿力の高いトリートメントやヘアマスクでしっかりと潤わせてあげると効果的です。週に1〜2回目安でスペシャルケアを取り入れてみてください。

お風呂上がりのケア

そして何よりも大切なのがお風呂上がりのケアの仕方なのです。お風呂から上がり、しばらくしてから乾かしたり自然乾燥は絶対にしないようにしてください。夏場などやりがちなのですが、すぐに乾かしてあげないと髪の内部からどんどん水分が蒸発してしまい乾かす頃にはパサパサになってしまいます。

優しくタオルドライでしっかりと水分を拭き取ってあげてからアウトバストリートメントをなじませてすぐに乾かし始めましょう。

ドライヤーも地肌付近など、乾かし残しの無いように気をつけてください。

この習慣を変えて意識するだけでも継続すれば髪の水分量はかなり改善できます。

3.まとめ

髪の毛は一度傷つくと元には戻りません。ご自宅でトリートメントなどで補いながら水分量を上げていけるようにし、あまりにも乾燥が進んでいたらトリートメントも検討してみてください。

日々の小さな習慣の積み重ねが将来の髪の毛を作ります。今できることからコツコツ続けていき、水分たっぷり潤う髪の毛を目標に今回ご紹介した方法を実践してみてください。関連

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

記事一覧

あなたへおすすめ