白髪染めをした後に髪が痛むのはなぜ?少しでも痛みを抑える方法を知って自宅でケアしましょう

  1. 白髪染め

前までは1ヶ月半に一度染めてた白髪染めも、1ヶ月に一度になり3週間に一度になり…と年々気になるタイミングまでの時間が短くなってきていませんか?

気になるから染める、その繰り返しで高頻度でカラーをしてしまい髪への負担が気になってきます。ファッションカラーの時よりも白髪染めは暗めだから傷まないと思ったらなんだか染めた後に『キシむ気がする』『切れ毛が増えた』『髪がスカスカで絡まる』『乾燥がひどい』なんて思うことはないでしょうか。

白髪染めだからと決してあなどってはいけません、実際問題、白髪染めは髪にとてもダメージを与えてしまいます。白髪染めの特徴と対処法をご紹介していくので是非ご覧ください。

白髪染めとファッションカラーの違い

白髪染めとファッションカラーの違い

まずは白髪染めとファッションカラーの構造の違いから見てみます。

ファッションカラーの構造と特徴

ファッションカラーで使用される薬剤は酸化染毛剤といい、アルカリの力でキューティクルを開きジアミンや過酸化水素の作用で髪の毛の内部のメラニン色素を脱色し明るくしてから色味を入れていく仕組みになっています。

脱色といってもブリーチほどの脱色力はないのでダメージも少しマイルドです。

また、選んだカラー剤の明るさによってもダメージ具合が変わります。ファッションカラーではメーカーにもよりますが基本的に3〜14トーンの中から自分の好みのカラーに仕上がるように美容師さんが薬剤を適切に選定していきます。

この数字が明るければ明るいほど脱色力は強くなり髪への負担も増していくのです。ブリーチ剤を使うと14トーン以上の明るさが出せるので透明感やカラーの再現度が広がる一方、髪へのダメージが大きいので注意が必要です。

白髪染めの構造と特徴

実は成分や仕組みに関して白髪染めとファッションカラーはほぼ同じ構造でできていて、成分の配合量の違いで特徴が異なってきます。

白髪染めはアルカリ濃度が高く、ジアミンが多く配合されているので染色する力が強い仕組みになっているのです。この染色する力があるからこそ、真っ白な白髪を黒や茶色にしっかりと染めることができるようになっています。

そのため、色味が定着しやすくファッションカラーよりも色持ちが良いのが特徴です。

どちらが痛む?

結論として、白髪染めとファッションカラーはどちらもダメージは同等と考えられます。ただしカラーの明るさを出す場合、脱色力の強くなるファッションカラーの方が痛みやすいです。

白髪染めは色味を入れ込み持たせるのが得意ですが、一度入れた色味を変えるのが難しくなります。ファッションカラーのように気軽にカラーチェンジしにくいのが難点となり暗くしすぎると抜けてくるまで明るくならないので選ぶ際は注意が必要です。

ダメージは変わらないので、ご自身の白髪の割合やしたい髪色の選び方でどちらで染めるか検討してみてください。

2.ダメージを抑える方法

ダメージを抑える方法

カラーはしたいけれどもダメージは出来る限り与えたくない、そんな時はこちらの方法も実践してみてください。

なるべくリタッチにする

毎回フルカラーで毛先までカラーしていると頻度が多くなるほど痛みが激しくなります。

そして白髪染めを毎回毛先まで塗布してしまうと毛先の方からカラーが蓄積され、暗く色味が沈んでしまって根元と毛先で明るさが違ってしまうのです。

そうならないためにもなるべくリタッチで伸びた根元のみをカラーして、毛先の退色や明るさが気になった段階でフルカラーをすることをオススメしております。

ヘナやヘアマニキュアに変えてみる

ヘナは植物から作られている染料なのでダメージがゼロに近くなります。

選べる色味が少ない事、染色力は弱いので薄染まりになりやすく回数を重ねて濃くしていくなど工夫も必要なのでアルカリカラーよりも勝手は悪いですが、どうしても傷ませたくない方にはオススメです。

ヘアマニキュアは髪をセロファンなどでコーティングするイメージで内部を脱色したりはしないのでこちらもダメージを軽減出来ます。

ヘアマニキュアをした後、シャンプーや生活の中でコーティングした膜が少しづつ剥がれてきて手触りがザラつくような感じがすることもあり気になる方もいらっしゃるかもしれません。

ベースの色味が暗いと発色しづらいので茶や黒など地毛に近い色を選ぶのがオススメで、逆に白髪の割合が多い方ですと高発色なカラーからナチュラルな色味まで幅広く選べます。

どちらもメリット・デメリットがあるので比べてみていただき、ピッタリと合う方を見つけてみてください。

もしもヘナを施術する場合は植物にアレルギー反応がでないか、パッチテストでチェックしてみると安心です。

カットをする

髪の毛は1ヶ月で約1センチ〜1.5センチ伸びるとされていて、そのまま伸ばしっぱなしにしてしまうと毛先から痛みが目立ってきてしまいます。

白髪染めを繰り返していきダメージが蓄積されると毛先の切れ毛や枝毛が増えてしまい白いプツプツみたいな物が出来てしまい手触りも見た目も悪くなってしまうのです。

こまめにカットで整えてあげることでカラーをしながらもキレイな髪を維持しやすくなり、まとまりも良くなるのでお手入れも楽になるので是非、定期的にメンテナンスしてみてください。

トリートメントの活用

少しでもダメージを抑えるのにはトリートメントの力は欠かせません。カラーなどの施術でダメージを受けた髪の内部に栄養素を入れコーティングをしてあげることでカラーの色持ちも良くなり、パサつきや乾燥などを防いでくれるので痛みをかなり軽減してあげられます。

美容室やホームケアで綺和美の白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントを併用するなどでしっかりと栄養素を補給するととても効果的です。綺和美の白髪染めトリートメントをぜひお使いくださいね。

3.まとめ

せっかくキレイに白髪を染めたり、お気に入りの色味に染めたのに痛みがひどくなってはとても勿体ないです。

白髪染めにしてもファッションカラーにしても、ケアの仕方や染め方などで痛みは防ぐことができます。ご自身にあった方法を見つけカラーとも上手に付き合っていけるよう参考にして頂けましたら幸いです。関連

綺和美で美しい髪

カラーを選べて、美しい髪に蘇る綺和美のRoot Vanishがおすすめです。定期購入ならさらに続けやすく、お届けもスムーズです。雑誌でも紹介されて人気のヘアケア。あなたの手で、髪を蘇らせてみませんか? 痛んだ髪にはあなたの手による愛情が必要です。栄養を与え、丁寧に扱い、そして髪を豊かにする、そんな回復のプロセスが必要なのです。難しく考える必要はありません。日々のシャンプーとコンディショナーとトリートメントを綺和美に変えてみるだけです。

綺和美で美しい髪

「世界中の人を美しい髪にする」綺和美はこのミッションのもと、日々の活動を続けています。人気雑誌でたびたび紹介されました。お届けは通販のみ。最高級のヘアケア・プロダクト。定期購入ならさらに続けやすくお求めやすくなります。この機会にぜひ手に取ってみてください。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

記事一覧

あなたへおすすめ