白髪予防にもなる!?ブラッシングの重要性

  1. ケア

毎日髪をブラッシングしていると思いますが、そのブラッシングは正しいですか?

ブラッシングは、髪の毛の絡まりをほぐしたり髪をくくったりするときにブラシを通すだけではありません。頭皮に刺激を与えるようにブラッシングすると血行促進に繋がったりツボを刺激してマッサージ効果が期待できたりします。

そこでこの記事では、白髪対策にもなるブラッシングの役割や正しいブラッシングのやり方についてご紹介します。

1.白髪対策にもなるブラッシングとは

白髪対策には、食事改善や正しい生活習慣を送るなどが知られていますが、毎日のブラッシングでも効果が期待できます。ブラッシングで頭皮に軽く刺激をすればリラックス効果も期待できるのです。

また、白髪の原因にメラニン生成の低下もあげられますがブラッシングを行うことで新陳代謝が刺激され、メラノサイトの活動を動かすことができます。頭部にたくさんあるツボが刺激されるため、ブラッシングで刺激を与えると次に生えてくる髪が元気な状態で生えてくるのです。

日本には昔からくしで髪をとかす文化があります。これは、昔の人もスタイリング目的だけでなく髪をとかすことによって頭皮に心地よい刺激を与え、リラックス効果があるとわかっていたからなのです。

身だしなみでなく、白髪対策にもなるブラッシングを日常的に行う習慣を身につけてくださいね。

2.ブラッシングの役割とは

ここからは、具体的にブラッシングにはどんな役割があるのかをみていきましょう。一つずつ理解しておけばブラッシング時に気を付けることなどがわかりますよ。

汚れを落とす

ブラッシングの大きな役割として一つあげられるのが、汚れを落とすことです。軽い日常的な汚れならブラッシングで十分落とせます。

頭皮に付いた汚れなども、ブラッシングをすることで浮かせることができるのでシャンプーをした際に汚れを落とす効果があります。これにより、頭皮がよりスッキリします。

しかし、過度なブラッシングは髪の表面を傷つけたり頭皮を傷つけたりする恐れがあるので注意が必要です。

頭皮の血行促進

ブラッシングをすれば頭皮に適度な刺激を与えるため、血行促進に繋がります。さらにマッサージ効果も期待できるため、ブラッシングをするときは頭皮までブラシをしっかりあてることを意識して行うことが大切です。

こうすることで、頭皮環境の改善や血行促進がより期待できます。さらに、抜け毛や薄毛の悩みにも効果的ですよ。

皮脂をなじませてツヤアップ

頭皮~髪の中間あたりの部分には皮脂が付着しています。これは正常な頭皮にも必ずあるもので、皮脂が付着することで乾燥を防ぐために必要なものです。

この毛根部分の皮脂をブラッシングで毛先の方まで行き届かせることで髪全体に潤いとツヤが出ます。毎日の丁寧にブラッシングすれば、月に一度美容院でトリートメントをするのと同じくらい効果が期待できることも。

ただし、頭皮が乾燥している人は皮脂が少ない可能性もあるので、注意が必要です。この状態でブラッシングしてしまうと摩擦が起こりキューティクルに傷をつけてしまう恐れがありますよ。

3.白髪に効果的なブラッシングのやり方

ここからは、白髪に効果的なブラッシングのやり方をみていきましょう。正しいブラッシングでより効果を高めてくださいね。

適したブラシを使用する

ブラッシングをする際に、自分の髪の状態にあったブラシを選ぶことは大切です。適したブラシを選ばないと、逆に髪や頭皮を傷めてしまうことがありますよ。

毎日のヘアケアやブラッシングにおすすめなのは「パドルブラシ」。大きめのヘッドにクッション性のあるブラシで、頭皮や髪にも優しく適度なマッサージ効果もあります。

また、スタイリングを同時に行う場合には「ロールブラシ」もおすすめです。ふんわりしたイメージにしたりストレートにしたりと自由自在に使い分けができます。

他にも、動物の毛でできたものや摩擦を軽減できるダメージに強いブラシなどもあるので、自分にあったブラシを見つけてください。

根元から後ろに向かってブラッシング

ブラシのとかし方は、まず初めは上から後ろ、下へ向かってとかします。イメージはオールバックの形を作るように。

このとき、軽く刺激するように力加減を調節します。強すぎると頭皮を傷めてしまうことがあるのでNGです。

また、髪の毛が絡まっている場合は無理に引っ張ると切れてしまうことがあるため、優しく少しずつほぐすようにしてください。

ジグザグに動かし軽くたたいて頭皮を刺激

髪の毛の絡まりが取れたら次は軽く頭皮を刺激してみてください。ブラシを生え際から後ろへ向かってジグザグに動かします。

さらに、頭をポンポンと軽くたたくのもおすすめ。こうすることで、頭皮が刺激され血行促進を促します。

血行促進の効果で、白髪だけでなく薄毛や抜け毛の悩みも少なくなります。

襟足から上へとかしリフトアップ

また、襟足から上へブラシでとかせば、頭皮が刺激され首や肩のコリ解消にも繋がります。側頭部には、フェイスラインを意識してブラッシングするとリフトアップ効果も期待できますよ。

フェイスラインのたるみは、頭皮環境の悪化が原因でもあります。なぜなら、顔と頭は一枚の皮膚で繋がっているからです。

頭皮がコリ固まらないように日ごろから意識してブラッシングして、顔をたるみなどがないすっきりした状態を保ってくださいね。

1日3回のブラッシングでスッキリ

ブラッシングはやり過ぎると髪を傷めてしまいます。おすすめの回数は、起床後・シャンプー前・就寝前の1日3回です。

髪が濡れた状態のブラッシングはとくにキューティクルが開いていて髪を痛めてしまうため控えてください。また、頭皮が荒れている場合も悪化させてしまう可能性があります。

4.正しいブラッシングで美髪を維持しよう

正しいブラッシング方法がわかれば美しい髪が維持できます。ブラシもさまざまな種類があるので、髪の状態にあわせて使い分けるのもいいですね!

ただし、丁寧を越えてやり過ぎには注意しなければいけません。毎日のブラッシングで白髪対策だけでなく、リラックス効果も実感してみてくださいね。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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