白髪染めトリートメントは染まらない!?実際の効果を知って適切な使い方を!

  1. 白髪染め

白髪を目立たなくする方法はさまざまな種類がありますよね。白髪染めをすると一気に目立たなくなりますが、髪のダメージを気にする人もいるのではないでしょうか。

そんな方には、髪のダメージを気にすることなく目立たなくさせる白髪染めトリートメントがおすすめです。しかし、白髪染めトリートメントは染まらないイメージを持っている人もいます。

そこでこの記事では、白髪染めトリートメントの実際の効果やメリット・デメリットについてくわしくご紹介します。白髪染めトリートメントが気になっている人は参考にしてみてくださいね。

1.白髪染めトリートメントって一体どんなもの?しっかり染まるものなの?

まずは、白髪染めトリートメントがどのようなものなかをご説明していきます。

白髪染めトリートメントは、トリートメントと染料が一緒になったものです。ヘアカラーの一種ではありますが、白髪染めとは違いキューティクルを開かせて染めることはないため、髪にやさしいのが特徴です。

また、シャンプーのあといつものトリートメントをするのと同じ使い方ができるのもうれしいポイントですね。わざわざ、美容院に行ったり自宅で白髪染めをしたりする必要がないので手間と時間もかかりません。

しかし、その分色落ちしやすいのも本当の話しで、続けて使用しないと1週間ほどで色落ちしてきます。さらに、脱色はしないので黒髪には色が入りません。

あくまで白髪を目立たなくするトリートメントという位置づけでの使用をおすすめします。

2.白髪染めトリートメントのメリット・デメリット

 

それでは次に、白髪染めトリートメントのメリットとデメリットについてみていきます。髪にやさしい白髪染めトリートメントですが、もちろんデメリットもあるので理解してうまく使いこなすようにしてくださいね。

メリット

白髪染めトリートメントの最大のメリットは「髪を傷めない」ことです。一般的な白髪染めは、薬剤を使用して脱色したところにカラー染料を入れて髪を染めます。

この「脱色」の工程は、キューティクルを無理やり開かせるので髪にダメージを与えます。したがって、髪が乾燥したりツヤがなくなったりするのです。

一方、白髪染めトリートメントは髪の表面に色素が付着することで髪に色が付きます。そしてトリートメント成分も同時に髪の内部まで浸透するので、髪が痛みにくいのです。

また、費用節約・時短もメリットの一つです。白髪染めトリートメントはドラッグストアでも購入できるものもあり、一度美容院に行くのと比べると費用を抑えることができます。

美容院に行くスケジュール調節や移動にかかる時間を考える手間もなくなりますよね。白髪染めは塗って洗い流すまでの放置時間も必要ですが、移動時間などなく自宅で15分適度の放置時間で終わるのもポイントです。

白髪染めトリートメントは、家計にもやさしく時短になり手軽に使用できますね。

デメリット

白髪染めトリートメントを使用するうえで、デメリットもしっかりチェックしておく必要があります。メリットばかりで使用を始めると「思ってたのと違う…。」と後悔しないようにしてくださいね。

白髪染めトリートメントで必ず知っておいていただきたいのは、「1度の使用だけではしっかり染まらない」ということです。使い続けて色素を定着させていく仕組みなので、一度で一気に白髪に色が付くというわけではありません。

そのため、色素が定着するまではシャンプーのたびに白髪染めトリートメントをする必要があります。また、定期的に使用して色素が定着しても、そこで使用を辞めてしまうと少しずつ色は抜けてきます。きれいな髪色を維持するためには、定期的に白髪染めトリートメントを使用する必要があるのです。

また、白髪染めトリートメントは脱色の機能はありません。ですので、元の黒髪を明るい色にすることは不可能。

黒髪に茶色っぽい色素が付着しても黒の色素の方が濃いので、黒髪のままということになります。あくまで、白髪に色素が少しずつ定着していくということを覚えておいてくださいね。

白髪染めトリートメントには、白髪染めのように「一気に染める」のではなく、少しずつ白髪を目立たなくするくらいしか効果はありません。

3.白髪染めトリートメントはこんな人におすすめ!

白髪染めトリートメントのメリットとデメリットがわかったら、白髪染めトリートメントは「こんな人に向いている!」ということをご紹介します。白髪染めトリートメントを使用するか迷っている人は参考にしてくださいね。

髪のダメージが気になる人

髪にずっとパーマやカラーを繰り返している人は、髪にダメージを受けている可能性があります。パーマやカラーは、強い薬剤を使用することが多いので、キューティクルが傷んでいることも。

このような人は、白髪染めトリートメントで髪をいたわりながら白髪を目立たなくさせるのがおすすめです。髪にあまりよくないとされているシリコン入りのトリートメントを使用すると肌触りがよくなりますが、シリコンに抵抗がある人は、「ポリクオタニウム10」という成分が入っているとシリコン代わりに肌触りをよくしてくれますよ。

白髪の量がまだ多くない人

白髪の量が少ない人は、白髪染めをするのは少しもったいない気がしますよね。白髪が部分的に目立つような人は、白髪染めトリートメントで少しずつぼかしていくのもおすすめです。

目立たなくなるまでは、部分ケア用の白髪対策をしながら併用するとお出かけなども気になりません。髪を明るく染める予定がなく白髪だけが気になるなら部分ケア用品と併用を検討してみてください。

4.髪のダメージを最小限に抑えたい人は白髪染めトリートメントで美しい髪へ

白髪染めトリートメントは髪にダメージを与えることを抑えて白髪ケアができます。しっかり全体的に明るい色にしたい人には向いていませんが、白髪の量が少なく、髪になるべくダメージを与えたくないと考えている人にはおすすめのケア用品です。

白髪染めトリートメントは、髪をいたわることも同時にできるので髪を美しくするのにも効果的です。美容院に通う手間も省け時短にもなるので、その浮いた時間で少しリラックス時間を作ったり軽く運動したりして内面も磨いてみましょう!

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

記事一覧

あなたへおすすめ

白髪染めを使った後のケア方法は?

白髪染めを使った後のケアは、美しい髪色を持続させるために欠かせません。特に、カラートリートメント「綺和美」を使用した場合は、適切なケアが重要です。洗い流し方やコンディショ…