縮毛矯正をしていると白髪が増えるって本当?

  1. 白髪の原因・理由

髪の悩みは人それぞれです。「ボリュームを抑えたい・増やしたい」「パサつきをなんとかしたい」など誰でも一つは悩みがあると思います。

なかでも、「くせ毛をなんとかしたい」「縮れ毛を直毛にしたい」という悩みの人に人気なのが縮毛矯正です。縮毛矯正をすることで憧れのストレートヘアを手に入れることができます。

しかし、縮毛矯正はダメージが大きいことでも知られています。このダメージが、「白髪の原因」になることもあると言われているのです。

そこで、この記事では縮毛矯正と白髪の関係について詳しくご紹介したいと思いますので参考にしてみてください。

1.縮毛矯正とはどんな施術なのか?

縮毛矯正とはどんな施術なのか?

縮毛矯正とは、簡単に言うと「くせ毛や縮れた髪を直毛にする」技術のことです。縮毛矯正をあてた部分の髪はまっすぐに矯正されるため長期間直毛状態が続きます。

なぜ、くせ毛や縮れた髪がまっすぐになるのかというと、薬剤で髪のタンパク質結合部分を分解し柔らかくします。その後、ストレートアイロンで髪をまっすぐにすることでストレートになった髪質をキープできる仕組みです。

美容院での価格は少し高めで、地域差もありますが15,000円から20,000円ほどが相場です。美容院によっては「前髪のみ」など部分的な縮毛矯正がOKなところもあるのでお悩みに合わせて探してみましょう。

2.ストレートパーマと何が違うのか?

ストレートパーマと何が違うのか?

髪をまっすぐにする施術と言えば、ストレートパーマを思い浮かべる人もいるかもしれません。見た目はどちらも髪がまっすぐになるので同じだと思っている人もいます。しかし、実際には施術の種類が違うのです。

ストレートパーマは、縮毛矯正より髪へのダメージを抑えられます。なぜなら、使用する薬剤が違うから。

縮毛矯正に使われる薬剤のように髪質自体をかえるほどの強さがないのです。ストレートパーマは、パーマをかけたウェーブを元の髪質に戻したり髪の毛の広がりを抑えたりする目的で施術します。

少しのくせ毛なら、縮毛矯正をしなくてもストレートパーマで落ち着くこともあります。髪への負担が不安な人はストレートパーマがおすすめです。

ただし、強いくせ毛や縮れ毛などはストレートパーマでは効果が期待できないこともあるので施術前には美容師さんにしっかり判断してもらってください。

3.縮毛矯正が白髪の原因と言われる理由とは

縮毛矯正が白髪の原因と言われる理由とは

ここまでお話ししたことで、ストレートパーマより縮毛矯正のほうが髪へのダメージが大きいことがおわかりいただけたと思います。さらに詳しく、縮毛矯正が白髪の原因になる理由を説明します。

縮毛矯正は髪へのダメージが大きい

先ほどもお話ししたように、縮毛矯正は髪へのダメージがとても大きい施術です。パーマやヘアカラーでも髪は傷むと言われますが、それらに比べても縮毛矯正のほうが髪への負担が大きいのです。

縮毛矯正は、薬剤で髪の組織をタンパク質結合部分を分解し柔らかくしてから、ヘアアイロンで矯正し固定していきます。ですので、薬剤と熱の力で表面のキューティクルに大きなダメージが与えられるのです。

髪はもともと熱に弱いのは皆さんご存じだと思います。ですが、縮毛矯正はさらに強い薬剤で組織を分解するため余計に傷むというわけです。

縮毛矯正をしたあとは、髪がストレートになりツヤもアップします。その見た目から、髪が傷んでいるようには見えませんが、きちんとケアしていかないとすぐに乾燥やパサつきの原因になります。

すると、髪の栄養はどんどん少なくなり白髪の原因になってしまうのです。

縮毛矯正は永久的なものではない

縮毛矯正をかけるとそのかけた部分はずっとまっすぐな髪のままキープします。しかし、髪は毎日少しずつ伸びるため、伸びてきた根元部分はうねりやくせ毛がでてくる人もいます。

そうすると、髪がうまくまとまらなくなり、また縮毛矯正をかけるという悪循環に陥ってしまう人もいるのです。繰り返しの縮毛矯正は、ダメージが蓄積していくことにもなりかねません。

美容師さんによっては、「もう少し期間をあけましょう」などとアドバイスをしてくれるので、自分の髪の現状をしっかりチェックしてもらうことが大切です。美容師さんの、技術やスキルが仕上がりに左右するほど、縮毛矯正は難しい施術とも言われているのです。

ダメージによって髪が細くなりハリコシがなくなる

縮毛矯正の強い薬剤は誰にでも合うわけではありません。自分の髪質に合わないと、想像以上のダメージがかかることもあります。

髪へダメージが加わると、髪の内部はスカスカの状態になることも。こうなると、髪の細部まで必要な栄養が行き渡りません。

すると、髪はどんどん細くなりハリコシもなくなってきます。もちろん、この状態は白髪の原因にもなるのです。

縮毛矯正をかけたら、とにかくヘアケアは念入りにすることが大切です。トリートメントなどで栄養をしっかり与えてあげましょう。

4.まとめ

長年のくせ毛や縮れ毛に悩む人の気持ちは計り知れません。自分のコンプレックスの一つになっていることもありますよね。

ですが、縮毛矯正は髪へのダメージがとても大きい施術です。もし施術するとなったら信頼できる美容師さんに相談することからはじめてください。

ダメージが不安なら、トリートメントでまずは髪に栄養を行き渡らせて髪質を変えることもおすすめです。ある程度の年齢になると同時に白髪の悩みも増えるかもしれません。

そんなときは、ぜひ綺和美の白髪染めトリートメントを試してみてくださいね。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

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白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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