LGBTさんへ届けたい、髪が薄くなったときに変えたいシャンプーの選び方をまとめて紹介!

  1. 白髪の予防・改善方法

LGBTはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を取り作られた性的マイノリティの総称とされています。近年では少しづつですが、多様性の生き方が受け入れられるように変わってきている影響もあり、オープンになる抵抗感が薄れてきている面もあります。

 

そんなLGBTさんの中にはそれぞれ心と身体の仕組みが合致しないケースも多くあり、頭皮や髪の毛についてもお悩みが尽きません。

 

そこで今回はLGBTさんへ向けて髪の毛のお悩みについての予防と対策など詳しくご紹介させていただきます。

 

 

1. LGBTさんの髪の毛のお悩み

LGBTさんは女性も男性も髪の毛に関するお悩みは、どのようなものがあるのかみていきます。

 

「自分らしいヘアスタイルで生活したい…」

 

日本でも少しづつLGBTさんに対して社会全体で受け入れようとする動きが進み、昔に比べてカミングアウトする方も多くなってきました。しかし学校や社会に出るとなると、女性は女性らしく男性は男性らしくといった風潮がとても根強く残っているため、そこに溶け込むために自分らしさにフタをした生活を余儀なくされている方も多くいらっしゃいます。

 

「女性は髪が長く男性なら短髪で!」といったように校則や社則などでマニュアル化されてしまっているケースがとても多くなり、好きなヘアスタイルで生活ができないとお悩みの方が多いのが実情です。

 

「女性なのに薄毛抜け毛が気になる…」

 

女性でも身体の仕組みが男性だと男性ホルモンの影響で薄毛や抜け毛となってしまうこともありえるのです。 女性であれば髪の毛の毛量やヘアスタイルはとても大切で、薄毛や抜け毛となってしまうと見た目も変わってしまうため対策が必須となってきてます。

 

女性ホルモンは髪の毛を強く抜けにくくする効果があります。男性ホルモンを女性が保有している割合は男性に比べてかなり低いため、薄毛や抜け毛が気になりにくい特徴もあるのです。逆に男性は女性ホルモンの保有量が少ないため髪の毛を強く抜けにくくする力が女性よりも少ない場合が多く、抜け毛や薄毛が目立ちやすくなってしまうのです。

 

2. 髪の毛はどうやって生えてくる?

女性

そもそも髪の毛はどのようにして生えてくるのか、その仕組みについてもご紹介させていただきます。

 

ヘアサイクル

 

髪の毛は成長してから抜け落ちるまでを一周としたサイクルで生えています。成長期→退行期→休止期と大きく分けると3つのフェーズに分かれており、一周するまで平均で女性であれば4〜6年とされているのです。成長期は髪の毛全体の85〜90%がこの時期にあたるとされており、毛母細胞が活発に細胞分裂し髪の毛がどんどん生成されて成長していきます。

 

退行期は髪の毛全体の1%の割合で2〜3週間といった短い期間で次のフェーズに移行していきます。退行期では毛母細胞が髪の毛を生成するために必要な栄養や司令が伝わりにくくなり、スムーズに髪の毛が生成されなくなってきてしまうのです。

 

休止期に髪の毛全体の10〜20%にあたり2〜3ヶ月の時間をかけて新たなヘアサイクルに突入していきます。休止期では毛母細胞に栄養や司令が完全に届かなくなってしまい、成長がストップします。成長しなくなった髪の毛は、毛穴の奥で次のヘアサイクルに向けて準備している髪の毛に押し出される形で抜け落ちてヘアサイクルを終えていくのです。

 

このヘアサイクルが正常に機能していれば1日100本前後の髪の毛が抜けることは普通なのですが、毛母細胞などに異常があるとヘアサイクルが早まり1日に抜ける本数が増えてしまうので注意が必要です。

 

3. シャンプーを変えよう

髪の毛が薄くなり気になるときにまず何から変えていけばいいのか、難しいケアはできないとお悩みの方にオススメなのがまずはシャンプーを変えてみることです。頭皮は髪の毛を生成し元気に成長していくために大切な土壌となります。

 

そのためには普段から頭皮を清潔にいい状態を保つ必要があります。普段何気なく使っているシャンプーも毎日使う大切なケアの一つです。そのシャンプーを良くないものを使ってしまっていると、それだけで薄毛の進行を促進してしまっている可能性もあるのです。

 

それではどのようなシャンプーが効果的なのでしょうか。シャンプーの選び方もご紹介させていただきます。

 

洗浄成分をチェック

 

シャンプーは水と洗浄成分の界面活性剤が成分のほとんどを占めているくらいに、洗浄成分は注意が必要な成分です。頭皮や髪の毛は自分で分泌した皮脂で膜を張り外的刺激から保護するような仕組みとなっています。しかし洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうとバリアとなっている必要な皮脂までも洗い流してしまうのです。

 

だからといって洗浄力が弱すぎたり洗わないでいると、余分な皮脂や汚れが頭皮や毛穴に詰まってしまい頭皮トラブルの元にも繋がってしまうのです。シャンプーを選ぶ際は必要な皮脂を残し、余分な皮脂や汚れを洗い流すくらいの力の洗浄成分かを確認してください。

 

・高級アルコール系(ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム)

・石けん系(石けん素地、カリ石けん素地)

・オレフィン系(オレフィン〜)

 

上記の洗浄成分は必要な皮脂までも洗い流してしまうくらいに洗浄力が強いため、できるだけ避けてほしい成分となります。特に注意していただきたいのが高級アルコール系で市販のほとんどのシャンプーに配合されているメジャーな洗浄成分なのですが、洗浄力が食器用洗剤にも使われているほど強いのです。

 

安価でアレルギーなどの面で見ると安定性の高い成分なので商品に活用しやすいのですが、敏感肌やアトピー体質の方が使ってしまうと頭皮トラブルが起きやすく頭皮環境を整えようとするなら避けておく必要があります。

 

・ベタイン系

・アミノ酸系

 

上記の洗浄成分はどちらも洗浄力がマイルドな成分で必要な皮脂を残し髪の毛にも頭皮にも優しい成分となるのです。アミノ酸系は少し高価なのでシャンプー自体の価格帯も少しお高めではありますが、毎日使うものだからこそ安心できるアイテムをお使いいただければと思います。

 

かぶれ Q11 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

 

スカルプシャンプーを定期的に取り入れる

 

日々のシャンプーだけでは毛穴の奥の汚れなど落としきれない部分がどうしてもでてしまいます。そこで週に2〜3回ほど定期的に取り入れて欲しいのが、スカルプシャンプーです。スカルプシャンプーは頭皮に特化したケア用品で、頭皮を清潔に保つだけではなくフケやかゆみやニオイを抑えたり頭皮に潤いを与えて環境を整えてくれるため、抜け毛や薄毛予防にも効果的です。

 

一般的なスカルプシャンプーは毎日使用すると刺激が強すぎてしまうものもあるため週2〜3回を目安にしてみてください。中には毎日仕様できる商品もあるのでそれぞれのアイテムのご使用法をご確認の上、ご使用回数を守ってお使いください。

 

スカルプシャンプーは週に何回使うのが理想?適切な方法を知って健康的な髪を手に入れよう

 

4. シャンプー方法

シャンプーをする時に意識せずにさっと泡立ててなんとなく洗って流してしまう方が大半ではないでしょうか。せっかくいいシャンプーを選んで取り入れてもシャンプーの仕方を間違ってしまっていると効果は半減してしまいます。

 

シャンプーの正しい仕方もご紹介させていただきます。

 

正しいシャンプーの仕方

 

1.乾いた状態でクッションブラシを使って生え際から後ろへ向かってとかしていく。同じように全体的にブラッシングしていく。

(このときブラシで汚れやホコリを浮かせていくのと、ブラシの先が頭皮を刺激してマッサージ効果も期待できます。)

 

2.シャワーを36〜38℃に設定をして地肌を洗うようにしてたっぷりのお湯で時間をかけてすすいでいく。

 

(シャワーが熱すぎると頭皮に刺激になったり必要な皮脂も取りすぎてしまい、冷たすぎると皮脂が落ちなくなり頭皮の血流も悪くなってしまうので36〜38℃が適温です。この予洗いの段階で8割の汚れを落とせるとされているため念入りにすすいでおきます。)

 

3.シャンプーを適量だして地肌からモコモコになるように泡立てていく。

 

(頭皮や髪の毛に油分が多く残っているとシャンプーは泡立ちにくく、泡立ててもすぐに消えてしまいます。泡が少ないと正しく洗浄できないだけではなく頭皮や髪の毛に摩擦がかかりダメージの原因となってしまうため、泡立ちが悪い場合は一度シャワーで流して再度泡立ててください。)

 

4.左右の指を耳元にそえて、生え際にそって真ん中までジグザグに洗い、また耳元に戻ってくる。

 

(爪を立てると頭皮が傷ついてしまうので指の腹を使って洗っていきます。手のひらにタマゴを持つようなイメージで丸みを持たせて、そのままの形で洗っていくと自然と爪を立てずに洗えます。)

 

5.耳上から頭のてっぺんまでジグザグに洗い、また耳上まで戻ってくる。

 

6.耳後ろから頭頂部までジグザグに洗い、また耳後ろまで戻ってくる。

 

7.耳後ろから首元の生え際にそってジグザグに洗い、また耳後ろまで戻ってくる。

 

8.同じようにシャンプーをしながら生え際まで戻っていく。

 

9.生え際の真ん中から頭頂部まで洗っていく。

 

(丁度真ん中の正中線部分は刺激すると気持ちのいい部位でもあるので、行き来しながら洗うと血流促進にもなります。)

 

10.洗い足りないところがある場合は、その部分も追加して洗っていく。

 

11.全体を洗えたらシャワーでしっかりとすすいでいく。

 

(耳後ろや首元など流し残しがないようにたっぷりのお湯で念入りにすすぎます。毛量が多い方は根元付近に残りやすいので注意してください。)

 

スカルプマッサージ

 

スカルプシャンプーを使用した時にスカルプマッサージを併用するとより効果的で血流促進が期待できます。マッサージもご紹介させていただきます。

 

1.母指球をこめかみにあて、まわしながら引き上げるように刺激する。

 

2.生え際に両手の指をそえて引き上げるようなイメージでプッシュしていき、そのまま少しづつ後ろへずらしていく。

 

3.耳後ろの生え際に両手の指をそえてグーッと引き上げるように圧をかけ、上へ移動していく。

 

4.生え際の真ん中に左右の人差し指をおき、交互にツボを押しながら頭頂部まで移動していく。

 

5.両手の平で頭を包み込み左右から圧をかけて引き上げていく。

 

白髪ケアシャンプートリートメントは洗浄力が強いモノを選んでもいいの?

 

5. まとめ

LGBTさんでもそうでなくても髪の毛にまつわるお悩みは人それぞれ抱えています。そのお悩みを相談できる場所があればいいのですが、なかなか相談しにくい環境の方もいらっしゃいます。

 

そんな時に少しでも対策や予防法を知っておくだけでも気持ちが楽になるものです。できる範囲で実践していただけると即効性は難しいかもしれませんが、長い目で見た時に差は歴然です。

 

シャンプーの選び方と毎日の少しの意識の積み重ねで頭皮環境は大幅に改善していきます。特にスカルプシャンプーは、いつものシャンプーと同じように使うだけで対策できてしまうほど簡単な予防法なのもメリットです。時間のあるときだけスカルプマッサージをしてより効果を高めてあげればいいだけです。今からでも是非取り入れて改善に力を入れてみてください。

 

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