鏡を見ると白髪が増えてくると少しがっかりしてしまいますよね。数本の白髪なら自分でケアしたいと思います。
白髪にはさまざまな原因がありますが、原因がわかれば予防することもできます。しかし、できてしまった白髪にはセルフケアすることができるのです。
そこで今回は、できてしまった白髪のセルフケア３選をご紹介しますので白髪にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
１.白髪の原因を知る
白髪のセルフケア３選をご紹介する前に、白髪になる原因についてみていきましょう。原因がわかれば、予防することもできますよ。
自分に心当たりがないかチェックしてみてくださいね。
加齢
白髪の多くは加齢によって増えてきます。これは、加齢とともに髪を作るメラノサイトの機能低下によるものです。
このメラノサイトの働きが弱まってくると、メラニン色素の生成がうまく働きません。髪の毛が抜ける際に、メラノサイトも一緒に抜け落ちますが、加齢とともにこのメラノサイトの再生率も悪くなってきます。
ストレス
ストレスによる髪への悪影響には種類があります。それは、血行不良と皮脂の過剰分泌です。
ストレスにより血行不良が起こると、栄養素が髪の細胞まで行き届きません。栄養素が髪の細胞まで行き届かなくなると、髪は元気をなくします。
また、皮脂の過剰分泌はメラニンサイトの働きを鈍くします。過剰に分泌した皮脂が空気に触れると、酸化して過酸化脂質になり白髪の原因になってしまうのです。
遺伝
白髪に遺伝が関係していると聞いたことがあるかもしれません。これは、メラニン色素を髪に送り込む遺伝子に関係しているからです。
実は、遺伝的要因は医学的には証明されていません。しかし、統計的にはメラニン色素の遺伝子が少ない人に白髪の人が多いのは証明されています。
したがって、家族に白髪の人が多い家庭では遺伝的に白髪になりやすく、10代から白髪が生えてくる人もいます。
２.自分でできるセルフケア
それでは、ここからは自分でできるセルフケアをご紹介します。まずは生活習慣など基本的なことで改善されることもありますので参考にしてみてくださいね。
①生活習慣を見直す
体の基礎となる生活習慣を見直すことはとても重要です。バランスの取れた食事で必要な栄養を摂るように心がけましょう。
髪に必要な栄養素は、タンパク質やビタミンC、ビタミンEなどです。また、海藻類も髪を美しく保つのに必要です。
さらに、ストレスをため込まない生活や自律神経をバランスよく保つために、質の良い睡眠と日ごろの軽い運動も効果的ですよ。
②シャンプー・コンディショナーを見直す
髪を美しく元気に保つには毎日のシャンプーやコンディショナーにも気を使ってみましょう。髪に有効な成分が入っているものや洗浄成分が強くないものがおすすめです。
たとえば、髪に有効な成分だとメラノサイトの老化を防ぐことができる「ヘマチン」。また、メラニン色素を作る細胞を活性化してくれる「メタリン」などは白髪に有効な成分です。
さらに、無添加・無着色だと余分な成分が入っておらず、髪にもやさしいアミノ酸に近い成分なのでチェックしてみてくださいね。
③カラートリートメントをする
白髪を少しずつ目立ちにくくしたい方には、カラートリートメントが手軽な価格で始められるのでおすすめです。また、毎日使用しても刺激物が少なく、髪に負担になることはありません。
カラートリートメントなら、ヘアカラーのようにカラー剤を余らす心配もありませんよね。白髪が目立たなくなってきたら使用を調整できるのも魅力です。
ヘアカラーで一気に染めて目立たなくしたいというほど白髪に悩んでいない方には挑戦しやすく便利ですよ。
３.少しの白髪には部分的なケアもおすすめ
白髪に悩んでいる方の中には、全体的に目立ってきたという方ばかりではなく、部分的に数本見え始めた…という方もいます。このようなお悩みには、部分的なケアをおすすめします。
部分的なケア用品には、範囲が広い白髪に適したものや数本だけをケアできるものがあります。自分の使いやすいケア用品を使い分けるといいでしょう。
- 範囲が広い白髪に適したもの 「スプレータイプ」「ファンデーションタイプ」「パウダータイプ
- 数本だけをケアできるもの 「マスカラタイプ」「スティックタイプ」「コームタイプ」「くしタイプ」
また、数本の白髪の対策として髪形に気を付けるのも一つの手です。髪をまとめる際に巻き込んでスタイリングすれば、目立つことは少なくなるので試してみてくださいね。
４.正しいセルフケアで美しい髪へ
白髪を予防するためには、規則正しい生活や栄養バランスの取れた食事が大切です。髪へなるべくストレスを掛けないこと、頭皮マッサージなどは効果的です。
体の内側からケアできれば髪も元気になってきますよ。それでもできてしまった白髪にはセルフケアしてみましょう。
セルフケアでも、さまざまなケア方法があるので自分にあったケア方法を見つけてイキイキとした元気な髪を取り戻しましょう。
