白髪を染めることから卒業したい人は50代の6割以上

  1. 白髪染め

白髪は気になりだすと終わりがありませんよね。いつも白髪を染めているけど実は卒業したいと思っている人は、50代の6割以上もいるというデータがあります。(引用:ダヴィンチニュース https://ddnavi.com/review/448525/a/

白髪を染め続けると、髪の毛が傷んだり気分的な負担だったりがストレスになることも。しかし、白髪染めを卒業するとどうなるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、白髪を染めることを卒業したいと思っている人へ、卒業したあとのメリットやデメリットを詳しくご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

1.白髪を染め続けるデメリットとは?

白髪を染め続けると髪には何かしらのデメリットが発生します。それは髪自体に影響を及ぼすことや自分の髪に対するモチベーションの低下にも繋がり悪循環です。

それでは、一つずつ説明していきましょう。

髪や地肌へのダメージが大きい

まず、白髪染めが一番直接ダメージを与えられるのは、カラーリング剤の染料の成分です。髪はキューティクルで覆われていますが、そのキューティクルをアルカリ成分を開かせ、そこに細かい染料の分子が入り込んで髪を染めます。

セルフで染めることができる市販のカラーリング剤は、染料の分子が美容院で使用されるものより大きくつくられているのです。そのため、キューティクルが大きく開くため髪へのダメージも大きくなります。

希望の髪色になりにくい

人の髪質は十人十色です。したがって、同じカラーリング剤ですべて同じ仕上がりになるとは限りません。

仕上がりの明るさや色は、髪質によって大きく変わってくるので店頭で見た見本通りにならないこともあります。イメージしているままの色に仕上がるとは思わない方がいいでしょう。

アレルギーの危険

近年、お肌にやさしい白髪染めと書かれた商品も多くなっていますが、お肌にまったく負担がないわけではありません。人のお肌もそれぞれ肌質が異なりますよね。

白髪染めの中でも注意したいのは、「酸化染毛剤」と書かれているものがアレルギーを起こしやすいと言われています。前回問題なく使えても、その日の体調などでもお肌への負担は変わってきますので、使用前には必ずパッチテストを行いましょう。

染め続けることへの負担

白髪染めは染めた日が一番綺麗で、次の日からは後退していくものです。だいたい3週間後にはまた白髪が目立つようになり、染めなくてはいけません。

この周期が、負担に感じる人も多いでしょう。3週間の周期で訪れるお金と時間、それに手間もかかってくるのです。

実は、白髪をそめることから卒業したいと考えている人の多くは、この「周期」にストレスを感じているかもしれませんね。

2.白髪染めをやめる時の注意点

それでは、白髪染めを卒業したいと思ったとき突然やめてしまうとどうなってしまうのでしょうか。白髪染めを卒業したときに起こることや知っておいて欲しい注意点があるので説明しますね。

白髪は増え続ける

まず、当然ながら白髪は増え続けます。白髪染めをやめたからといって、白髪も生えてこなくなるということはありえません。

生え際の方から目立ってくるので、白髪が気になるようならその部分だけ目立たなくするアイテムを使って過ごすことが必要です。

白髪染めの成分は残っている

長年白髪染めをしている髪には、白髪染めの成分が蓄積して残っています。この残っている白髪染めの成分は、一般的なカラー剤より色素が強いため別のカラーを重ねてもうまく発色しない可能性もあります。

また、ブリーチなどで色を抜くようなことをしても効果はありません。白髪染めはそれだけ強い成分が使われているということです。

3.白髪染めをやめた時のメリット・デメリット

いざ決心をして白髪染めをやめると、メリットもデメリットもあります。自分にはメリットが大きいのか、それともデメリットの方が大きいのか、考えてみてから答えを出すと後悔することは少なくなるでしょう。

メリット

まずメリットとしては、白髪染めをやめるときつい薬剤を使用しなくなるので髪に対するダメージは少なくなります。そして、3週間に一度かかっていた、白髪染めの経済的負担も減りますよね。

白髪は生えているもの、隠さないと思えるようになれば、今まで気になっていた白髪が気にならなくなり精神的ストレスからも開放されるでしょう。

デメリット

次にデメリットを見てみましょう。白髪の最大の敵は「見た目」です。

白髪があるだけで老けて見えたり、髪質のせいか、だらしなくまとまりのない髪に見られることもあります。白髪があるだけで、「身だしなみに注意してない人」と思われてしまうマイナス面も。

白髪は他の元気な髪とは違い、飛び出したりはねやすかったりする髪です。したがって、白髪には特に保湿や美容液などのケアが大切です。

4.自分に合った白髪ケアを見つけて美しい髪へ

白髪は2~3本あるだけで見た目年齢は5歳老けて見えると言われています。白髪染めを続けるのは大変ですが、卒業した時のこともしっかり理解してうまく付き合っていきましょう。

自分の理想の白髪との付き合い方を見つけて毎日笑顔で過ごせるようにしてくださいね。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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