髪の毛は1ヶ月に何センチ伸びるものなの?白髪も同じ?

  1. 白髪の予防・改善方法

髪の毛は毎日少しずつ伸びているのですが、とくに髪の短い人だと「あれ?髪こないだ切ったばかりなのに結構伸びてきたな…。」と感じたことがあるのではないでしょうか。男性の人はスキンヘッドや坊主頭の人だとより感じたことがあるかもしれません。

じつは髪の毛は1ヶ月に約1センチ伸びます。1年にすると約12センチも伸びていることになるのです。そんなに伸びている実感はないでしょうか?

そもそも人によって伸びるスピードが違ったり白髪と黒髪では伸び方に違いがあるのか気になりませんか?

そこで、この記事では髪の毛に伸びる速さや白髪の伸び方についてご紹介します。また、髪が美しい状態で伸びるコツも一緒に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.髪の毛は1ヶ月に何センチ伸びるのか?白髪も同じなのか

髪の毛は1ヶ月に何センチ伸びるのか

髪の毛は1日に0.3ミリほど伸びると言われています。1週間にすると約2ミリ、1ヶ月で約1センチ、1年で約12センチ伸びる計算になります。

髪の毛は全体で約10万本生えているので、全体の伸びた分だけ計算すると1日では27メートルにもなるのです。数字で見てみると数の大きさにびっくりしてしまいますよね。

髪にも、他の体の毛と同様に毛周期があります。髪全体の成長期の髪は約9割と言われているため、毎日こんなに莫大な数字が出てくるほど髪は伸び続けているのです。

その成長している髪の毛の中に白髪が混ざっていることがあります。白髪だけなんだか早く伸びているような感覚の人もいるのではないでしょうか。

実際、白髪のほうが早く伸びるのかということについては、「その可能性はある」ということが言えます。なぜなら、黒髪は伸びる際に毛根部分で黒髪にするため色素を含む工程があるのですが、白髪にはこの工程がありません。

その分、早く伸びる可能性はあります。しかし、髪の毛にはうぶ毛のようなさまざまな段階の毛が混ざっているため実際の成長速度は黒髪とあまり変わらないと考えられているのが実情です。

2.髪の毛の寿命はどれくらい?

髪の毛の寿命はどれくらい?

髪の毛には、毛周期があると説明しました。そうなると、当然役目を終えた髪の毛は抜けます。

しかし、髪が抜ける際にはちゃんと抜ける準備をし、そして毛根部分では次に生えてくる毛の準備も行なわれているのです。ですので、基本的には髪の毛が抜けてもすぐに次の新しい髪の毛が生えてくる仕組みになっています。

髪の寿命は、男性で2〜5年、女性で4〜6年。この男女の違いは、女性ホルモンの違いだと考えられています。また、毛周期は人によって違い、成長期が長い人ほど髪も丈夫で太い毛が生えるのがわかっています。

3.性別によって伸びる速さはちがうのか?

性別によって伸びる速さはちがうのか?

髪の毛周期のサイクル同様、性別によって伸びる速さも違うのは事実です。髪の毛にも肌と同じように、ターンオーバーがあるため、加齢とともにターンオーバーのサイクルも乱れてきます。

ターンオーバーが正常に働かないと、血流が滞ったり栄養が隅々まで行き届かなかったりするので伸びる速さは違ってきます。とくに、女性は閉経などで女性ホルモンの分泌量が一定の期間が過ぎると大きく減少してくるのです。

4.育毛期の髪を大切にしよう

育毛期の髪を大切にしよう

髪が伸びる際に、元気で美しい髪が生えるためには日頃の生活が重要です。とくに、成長している髪の毛に、ストレスや外部からの刺激は禁物。

毛周期を乱さないために、日頃から髪に負担のかかるような生活は控えなければいけません。

睡眠はしっかり

睡眠は、体の成長にはとても重要です。睡眠不足のような日々を送っていると髪は成長しません。

髪を作り出す毛母細胞が活発に働くと言われているのが夜10時から翌2時頃。この時間帯はできるだけ睡眠をとっておくのが理想的です。

毛母細胞が働く時間帯に、栄養が届かないときれいな髪は作ることができません。

栄養バランスの取れた食事

髪が元気に成長するためにはたっぷりの栄養が必要です。そのためには、バランスの良い食事を心がけなければいけません。

とくに、髪の成長に必要不可欠なタンパク質やアミノ酸、代謝を上げるためのビタミンやミネラルは積極的に摂りましょう。バランス良く摂取することが大切で、どれか一つでも偏って摂ると正常に発毛・発育しないことがあるので注意してください。

ストレスをため込まない

ストレスは髪の成長の敵です。また、白髪の原因になることも。

なぜなら、ストレスをため込むと頭皮は緊張状態になり血流が悪くなり頭皮も硬くなってしまいます。血流が悪くなると必要な栄養が届きません。

これでは、髪の成長は止まってしまい白髪の原因になったり薄毛の原因になったりします。また、せっかく生えてきたと思っても細くてか弱い髪の毛の場合もあります。

ストレスを感じたら自分で少しでも発散できるよう、自分なりのストレス発散方法を見つけておくのがおすすめです。

頭皮環境を整える

どんなに、睡眠や食事に気を使っても頭皮環境が悪ければ意味がありません。加齢とともに新陳代謝は下がってくるため、頭皮も硬くなりがちに。

頭皮が硬くなると、髪の毛を作る毛根部分ではうまく機能しません。そのため、頭皮マッサージで頭皮を柔らかくしたり育毛剤や美容液などで頭皮に直接栄養を与えたりすることが重要です。

5.まとめ

髪の毛は日々休むことなく成長します。したがって、常に健康的な生活を送ることが大切です。

規則正しい生活にバランスの取れた食事、ストレスをできるだけためないなど全てが髪の成長に関わってきます。過度なダイエットや睡眠不足など、髪にも体にも悪影響となることは今日から辞めましょう!

髪がきれいな人は年齢も若く見られますよ。

とは言っても、加齢とともにできる白髪はケアしていくしかありません。白髪は一気に真っ白になるわけではありませんので、気になり始めたら綺和美の白髪染めトリートメントを活用してみてください。

少しずつ染まるのでまわりにバレることなく自然に白髪ケアができますよ。また、トリートメントの中には髪を健康に保つ成分もたっぷり含まれているので髪を健康にする効果も期待できます。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

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毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

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傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

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さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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