髪がバサバサだと老け見えする理由と対策をまとめて紹介します!

  1. 白髪の予防・改善方法

CMで見るような天使の輪が出ていてツヤのあるサラサラの髪の毛は、ただそれだけで後ろ姿を見ただけでも若々しく見えます。反対に髪の毛がバサバサですとどんなに若い10代の子だったとしても老け見えしてしまうのです。

 

せっかくなら美しい髪の毛を保ち若々しく見られたいものですよね。そこで今回は髪の毛の状態で老け見えしてしまう理由から、バサバサにならないためにできる対策まで詳しくご紹介させていただきます。

 

1. 老け見えする髪の毛の特徴

どんな髪の毛が老け見えしやすいのかいくつかのパターンをチェックしてみます。

 

ツヤのないバサバサな髪の毛

 

年を重ねた大人髪であっても若い髪であっても、ツヤが少なくバサバサな状態では実年齢よりも上に見られて老け見えする原因となってしまうのです。しっかりと髪の毛の内部がうるおい表面のキューティクルが整っていれば均等に光を反射しツヤのある美しい髪の毛に見えるのです。

 

アホ毛やだらしのない後れ毛

 

髪の毛の分け目や前髪にアホ毛がでていたり、髪の毛を結んだ時などにでる後れ毛があるとそれだけで、くたびれた印象を与えてしまい老け見えしてしまいます。

 

おしゃれであえて後れ毛をだす場合もあるのですが、きちんとセットされていないとだらしなく見えてしまうので注意が必要です。マスカラタイプのスタイリング剤などを使ってアホ毛を目立たせないようにするだけでも全然印象が変わります。

 

ボリュームがなくペタッとした髪の毛

 

年齢を重ねていくと髪の毛全体のボリュームがなくなり、特に前髪やトップの分け目の部分がペタッとしてしまいます。髪の毛がペタッとしていると、大人世代は老け込んでみえてしまうのです。

 

分け目をずらしてボリュームを出したり、ドライヤーでトップがふんわりするようにセットしたりと工夫するとカバーできます。

 

まだらな白髪

 

全部白髪になってしまいグレイヘアーでおしゃれにしている場合はいいのですが、ほとんどの方は白髪がまだらに生えてしまいます。生え際や分け目に白髪が多くなることが多く、他人の目に付きやすい場所でもあり、そのまま放置してしまうと老け見えしてしまうのです。

 

白髪染めなどで生えてきた白髪は染めておくとそれだけで若々しくみえるので、老け見えしたくない方は白髪ケアの取り入れが必須となります。

 

2. 髪の毛がバサバサになる原因

髪の毛がバサバサになってしまう原因を一つずつご紹介させていただきます。

 

加齢による水分不足

 

年齢を重ねた頭皮や髪の毛は水分保持力が低下してしまい、以前と同じケアだけではうるおいを維持できなくなってきてしまうのです。また水分だけではなく油分も分泌量が年々減っていくのでより乾燥しやすくバサバサになってしまう原因となるのです。

 

食生活の乱れ

 

偏った食生活や無理なダイエットなど栄養のバランスを崩してしまうと、頭皮や髪の毛に必要な栄養素が不足してしまいハリコシがなくなりバサバサしやすい状態になってしまいます。そのような食生活を続けてしまうとこれから生えてくる髪の毛も細毛など状態の悪い髪の毛となってしまい更にバサバサになってしまうのです。

 

熱によるダメージ

 

ドライヤーやコテのような熱を扱うセットで、髪の毛にヒートダメージを与えてしまいバサバサになってしまうことがあります。どちらも髪の毛に必要なアイテムなのですが使い方によっては髪の毛は深刻なダメージを受けてしまうのです。

 

紫外線によるダメージ

 

紫外線は髪の毛の表面のキューティクルにダメージを与えてしまい、栄養や水分を内部に留めておくことができなくなってしまいます。また髪の毛の内部のタンパク質の結合も破壊してしまうため、髪の毛の内部も痛みうるおいがなくなってしまうのです。

 

ヘアカラーなどの施術

 

ヘアカラーやパーマなどの施術をしている方も多いのですが、どんなに優しい処方の薬剤を使用してもダメージをゼロにはできません。特にブリーチやハイトーンのカラーは脱色力が強いため、その分髪の毛への負担も増してしまいます。

 

ハイトーンのカラーほど退色も早くなる傾向があるため、カラーを施術する頻度が増えてしまいどんどんダメージが蓄積されていくのです。カラーをするたびに髪の毛の表面のキューティクルを薬剤の力で開かせるため、頻度が多いとキューティクルが開きやすい状態になってしまい水分も抜けてしまいバサバサになってしまうのです。

 

参考記事)脱毛症 Q18 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

 

3. 髪の毛が若返るための対策

髪の毛がバサバサになってしまわないようにするには何に気を付け、どんな対策をしたらよいのでしょうか。髪の毛が老け見えしないで若返る対策をご紹介させていただきます。

 

シャンプーの見直し

 

普段お使いのシャンプーの成分を気にしたことはありますでしょうか?裏の成分表は何も知らずに見てもよくわからないかもしれませんが、実はシャンプーを選ぶ際に必要な情報が表記してあるのです。

 

シャンプーの主な成分は水と洗浄成分の界面活性剤で構成されています。シャンプーの広告などでも「潤い成分配合」などとよく謳われていますが、それよりも重要となるのが界面活性剤の種類なのです。

 

界面活性剤の種類は大きく分けると「石油系」「石けん系」「オレフィン系」「アミノ酸系」「ベタイン系」と5つに分けられます。髪の毛や頭皮は自分の皮脂で膜を張り外的刺激から守るような仕組みとなっています。洗浄力の強い界面活性剤が配合されているシャンプーは、この必要な皮脂までも奪い去ってしまうのです。

 

逆に皮脂を落とさなすぎても毛穴の詰まりや頭皮の皮膚トラブルへ繋がってしまうため、必要な皮脂を残し余分な皮脂を洗い流すくらいの力加減が理想的です。「石油系」「石けん系」「オレフィン系」は洗浄力の強い界面活性剤で、髪の毛や頭皮の必要な皮脂まで奪ってしまうのでできる限り避けるようにしてください。

 

「アミノ酸系」「ベタイン系」はマイルドな洗浄力の界面活性剤なので、必要な皮脂を守りながら汚れを落とせるオススメの洗浄成分です。シャンプーを選ぶ際は裏の表記を確認してこれらの成分のものを使用してみてください。

 

セルフケアでもトリートメントを欠かさない

 

美容室などでしっかりとシステムトリートメントで髪の毛の中から栄養を入れ込んでうるおいをチャージしてもバサバサの髪の毛の対策には効果的なのですが、継続しないとまた髪の毛は乾燥してきてしまうため自宅でもセルフケアも大切です。

 

シャンプーの後に高保湿なトリートメントを使って、定期的に乾燥した髪の毛をケアしてあげるだけでもバサバサ感はかなり軽減されていきます。毎日ではなく週に1〜2回ほどヘアマスクのようなスペシャルケアをするとさらにうるおいが復活して手触りがよくなります。

 

ヘアカラーなどハイダメージの施術を避ける

 

ヘアカラーで染めている方も多いかと思いますが、薬剤の力で髪の毛の表面のキューティクルを開かせて髪の毛の内部を脱色するためどうしても髪の毛が傷んでしまうのです。特にブリーチなどのハイトーンカラーや縮毛矯正、デジタルパーマなどの熱処理系のパーマはダメージが大きくなります。

 

バサバサが気になっている時にはこのようなハイダメージの施術は控えるようにしてみてください。それだけでもかなり髪の毛への負担は軽減できます。もう一つ、ハイトーンじゃないからと油断しやすく落とし穴となるのが白髪染めです。

 

白髪ははじめは本数も少ないため1ヶ月半〜2ヶ月程度の頻度で白髪染めをすれば気にならなかったものが、年々白髪の本数が増えてきてしまうと1ヶ月、3週間とどんどん目立ち始めるまでの時間が短くなってくるのです。

 

その分白髪染めで染める頻度が増えいつのまにか髪の毛に負担がかかってしまい、若々しさを維持するために白髪染めをしているのに老け見えするバサバサな髪の毛になってしまいます。そうならないためにも髪の毛に負担のかからない方法で白髪をカバーしたり、パーマを控えたりと工夫が必要となるのです。

 

関連記事)髪の毛をサラツヤにする方法はあるの?自宅でできる方法をご紹介

 

4. 髪の毛に負担をかけずに白髪をカバーするには?

白髪は一度生えてきてしまうと減ることはほとんどなく、年々増えていく一方です。そんな白髪を放置して白髪交じりの髪の毛でいては老け込んで見えてしまいますし、白髪染めをし過ぎても髪の毛に負担をかけてしまいますし、一体どうしたらよいのかわからなくなってしまいますよね。

 

髪の毛への負担やダメージを最低限に抑えながらも白髪をカバーする方法はないのでしょうか。実はそんな時にオススメの方法があるので、ご紹介させていただきます。

 

ポイントの白髪隠し

 

白髪の本数がまだそこまで多くない方にオススメなのが、ポイントでカバーできる白髪隠しです。マスカラタイプ、ブラシタイプ、ファンデーションタイプと様々な形状のものがあり白髪が気になる部分に塗って白髪を隠します。

 

コスメと同じようにシャンプーで洗うと落ちてしまうため白髪を隠すには毎日使用しなくてはなりませんが、カラーのように髪の毛の内部に作用するものではないためダメージなくカバーできるのです。

 

次の白髪染めをするまでの繋ぎとしても便利なアイテムなので一つ持っておくといざというときにも安心なアイテムです。

 

白髪染めシャンプー&トリートメント

 

白髪染めシャンプー&トリートメントはシャンプーやトリートメントに色素が配合されており、使うだけで白髪に色が入る仕組みとなっています。白髪染めシャンプー&トリートメントは髪の毛の表面に色素が付着して発色するため、髪の毛の内部には作用しません。

 

そのため髪の毛への負担を最小限に抑えながらも白髪を染められるカラーなのです。ベースはシャンプーやトリートメントなため、どうしても1回でも使用では染まり具合が薄いため数回使用して色味の濃さを調整する必要があります。

 

白髪染めシャンプー&トリートメントは自宅で自分の好きなタイミングで染められるのもメリットの一つです。ムラなく染めるためにも使い方とコツもみていきます。

 

1.髪の毛をブラッシングして絡まりや引っかかりをほどいておく。

 

2.シャワーでしっかりと予洗いしていきしっかりと水分を含ませる。

 

3.通常のシャンプーを泡立てて全体をシャンプーして皮脂や汚れを落としていく。

 

4.シャンプーを一旦シャワーで流していく。

 

5.カラーシャンプーを泡立てていき全体的に行き渡らせる。荒目のコームを使ってとかして髪の毛1本1本にムラがないように馴染ませる。

 

6.白髪が目立つ部分に泡を多めに乗せて時間をおく。泡が足りなかったり消えてしまったらシャンプーやお湯を足して泡立て直す。

 

7.全体を軽くシャンプーしてから流していく。

 

8.カラートリートメントを全体的に塗布してコームで馴染ませていく。白髪が気になる部分に多めに塗布する。

 

9.少し時間を置き流し残しがないようにしっかりとすすいでいく。

 

5. まとめ

顔やお肌だけではなく髪の毛の状態は、若々しく見えるか老け見えするかの分かれ道となります。せっかくおしゃれしてメイクも素敵に仕上げても髪の毛がバサバサだと、お手入れの行き届いていないおばさんに見えてしまいます。

 

どうせならうるおってツヤのある美しい髪の毛を手に入れたいですよね。

 

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少しでも髪の毛をダメージや乾燥から守れるように対策を徹底して実践してみてください。意識した分だけ髪の毛は回復してきてくれるはずです。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

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カラーをキープする

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外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

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白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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