白髪染めトリートメントの一番効果的な使い方

  1. ケア

白髪染めケアには、さまざまな種類のヘアカラー剤が販売されています。中でも白髪染めトリートメントは、髪の毛をほとんど痛めることなく、白髪を染められるカラー剤です。

手軽に自分で染められるので、多くの人に支持されている白髪染めトリートメントですが、染まりやすくなる効果的な使い方を知らない人は多いのではないでしょうか。

この記事では、実はあまり知られていない、白髪染めトリートメントの効果的な使い方を詳しく解説します。

白髪染めの作業が効率良く進み、綺麗な仕上がりになるのでぜひ参考にしてください。

1.白髪染めトリートメントの特徴

白髪染めトリートメントの特徴

白髪染めトリートメントは、市販のカラー剤や美容院のカラー剤とは全く違う性質を持っています。白髪染めトリートメントを正しく効果的に使用できるように、どのような特徴があるのか知識を付けましょう。

白髪染めトリートメントとは

白髪染めトリートメントは、トリートメントとヘアカラー剤が一緒になっている薬剤です。
髪の毛のダメージを補修しながら白髪染めができます。

ただし、白髪染めトリートメントと一般的なヘアカラー剤には大きな違いがあります。

一般的なヘアカラー剤には、髪の毛の中のメラニン色素を抜いてから色を入れて発色させる作用があります。メラニン色素を抜くことで、髪の毛の中心部の芯まで着色可能です。しかし、脱色作用があるため髪を痛める原因になります。

これに対し、白髪染めトリートメントは髪の毛の表面に色を付けてコーティングする薬剤です。トリートメント成分が含まれているので、ツヤのある仕上がりになります。そのため、髪へのダメージがほとんどありません。

脱色するための強い成分やヘアカラー特有のツンとする匂いはないので、カラー剤の匂いが苦手な人や敏感肌の人でも使用できます。クリーム状のテクスチャーなので、扱いやすいのも特徴です。

白髪染めトリートメントのメリット

ダメージケアを抑えながら白髪を目立ちにくくできるのが、白髪染めトリートメントを使用する最大のメリットです。

市販の白髪染めは、どんな髪質の人でも染まるように強い作用の薬剤が使用されているため、髪がダメージを受けやすくなります。

しかし、前述の通り白髪染めトリートメントはトリートメント成分が配合されているため、髪の毛を痛めることなく、ツヤのある仕上がりを実現可能です。

白髪染めトリートメントは時間をかけて少しずつ色素が定着していくので、白髪は自然に馴染みます。ベースが暗い髪色で、少しだけ生えてきた白髪をケアしたい人や、ダメージケアに力を入れて行きたい人におすすめです。

また、白髪染めトリートメント(とくに弊社の綺和美)はインターネットで購入でき、美容院に行くよりもコストを抑えられます。自宅で好きな時間に染められるのも嬉しいポイントです。

美容院に行く手間をなくして、白髪が気になったときに自分のタイミングかつ自分の手でじっくりといたわりながら白髪染めをしたい人に適しています。

2.白髪染めトリートメントの効果的な使い方

白髪染めトリートメントの効果的な使い方

白髪染めトリートメントを、より効果的に使うための方法を紹介します。この方法を取り入れると、白髪染めトリートメントの浸透が良くなり綺麗な仕上がりになります。どれも簡単な方法なので、実践してみてください。

白髪染めトリートメントの効果的な使い方:準備編

はじめに、染める作業に必要なアイテムを揃えましょう。白髪染めトリートメントは、肌に付くと落ちにくくなります。おでこの生え際や耳まわりは、白髪が目立つ場所なので薬剤をたっぷり塗布してほしい部分ではありますが、薬剤が肌に付くと汚れが目立ってしまう部分です。

仮に汚れるのが不快なら薬を塗布する前に保護クリームとイヤーキャップを付けると薬剤が肌に付いても軽く拭くだけで汚れを処理できます。

その他にもケープや手袋を使用すると効率良く作業を進められます。素手で使えるタイプのものや、入浴中に使用する場合は、手袋などを使用しなくても問題はありません。綺和美は手でお使いいただけます。

ただし、白髪染めトリートメントは着色作用のある薬剤なので、肌や爪の間に付着すると落ちにくくなったり肌荒れしたりする場合もあるため、気になる人は着用しましょう。

また、白髪染めトリートメントを使用する際は一度乾いた髪にお試しで塗布してください。染まりが良くなり薬剤の液ダレを防げます。髪の毛を濡らした状態で白髪染めトリートメントを塗布すると、水分で薬剤が薄くなり、ムラになるため染料が浸透しづらくなります。

白髪染めトリートメントの効果的な使い方:塗布編

白髪染めトリートメントは入浴時に使えます。薬剤が手についてもすぐに洗い流せるのが魅力です。

便利なアイテムとして、薬剤を出しておける容器を準備しておくと効率良く作業を進められます。使い捨ての紙皿で問題ありません。
白髪染めトリートメントは着色作用のある薬剤なので、爪の間に付着すると落ちにくくなる場合があります。気になる人はグローブを着用すると良いでしょう。
また、浴室をシャワーで濡らしておくと、薬剤が床に垂れてしまっても処理しやすくなります。薬剤を塗布する前に櫛で髪の毛をとかして絡まりがない状態で塗布を始めてください。塗布作業がスムーズに行えます。
そして、白髪染めトリートメントを使用する際は乾いた髪に塗布しましょう。染まりが良くなり、薬剤が顔に垂れてくる液ダレを防げます。髪の毛を濡らした状態で白髪染めトリートメントを塗布すると、水分で薬剤が薄くなり、ムラになるため染料が浸透しづらくなります。

3.まとめ

今回紹介した白髪染めトリートメントの効果的な使い方はどれも簡単な方法で、便利なアイテムも手軽に用意できる物ばかりです。

白髪染めトリートメントは、髪の毛のダメージを補修しながらの白髪ケアを実現し、仕上がりも自然になります。自宅で気軽に使用できますし、白髪をきちんとケアしている人は、若々しく見えて清潔感も出ます。

綺和美でゆっくりと丁寧に髪と自分自身をいたわりながら、若々しくツヤツヤになってください。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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