白髪が気になりだす基準は人それぞれ違います。白髪が数本のときから全体的に目立ってくるまである程度の段階があり、その段階ごとに適したセルフケアをするのがおすすめです。
しかし、どれくらいの白髪の状態でそんなケアが適しているのかわからない人もいると思います。
そこでこの記事では、白髪の段階別にできる簡単セルフケアを紹介します。白髪が気になる人はぜひ参考にして白髪のストレスから解放されてくださいね。
1.白髪が増えはじめる年代
白髪は30代後半になると増え始めるのが平均です。女性でみると、30代で増え始めた白髪は70代になる頃には全体的に白髪になるくらい多くなります。また、更年期が落ち着いた50代後半くらいから白髪が増えるスピードが早まることもあります。
白髪になる原因は、加齢や遺伝、ストレスなどさまざまありますが、加齢によって体の機能が低下してくるとより白髪が目立つようになるのです。体の機能が低下してくるともちろんメラノサイトの活動も鈍くなるため、ちょっとしたストレスが原因でも白髪が生える確率は上がります。
30代後半で白髪が生え始めたら、食生活やライフスタイルなどを見直すきっかけだと思ってくださいね。
2.段階別おすすめ白髪ケアとは
白髪は一気に髪全体が真っ白になるものではありません。最初は数本から気になり始まることが多く、何も対策をしないとどんどん増えていきます。
そこでここからは、段階別におすすめの白髪ケアの方法を紹介します。
チラチラ見える白髪には部分ケア
白髪は最初チラチラと数本見つかるようになります。人によって感じ方の違いはありますが、この段階ではまだ白髪染めなどは必要ありません。
ファンデーションタイプやマスカラタイプなどの部分ケア用を上手に使って、頭皮ケアなども同時に行えば改善することもあります。忙しい朝でも気になる部分だけにサッと塗れるものが多いので使いやすいのも特徴です。
ただし、シャンプーをすれば落ちるものばかりですので持続性はありません。
数本程度なら美容液やサプリの併用もおすすめ
先ほど述べた数本程度なら、部分ケアと同時に栄養補給もするのがおすすめです。足りない栄養をサプリなどで摂ったり、美容液などで頭皮環境を改善したりできます。
白髪が特定の場所に固まっていたら、からだのどこかが不調になっているサインかもしれません。白髪からのサインをしっかり受け止めることも大切です。
髪の表面が目立ってきたら白髪染めトリートメント
部分ケアが少し大変だなと感じるくらい目立ってきたら、白髪染めトリートメントがおすすめです。白髪染めトリートメントは一度で目立たなくさせることはできませんが、髪へのダメージはないので頭皮をいたわりながらケアできます。
白髪染めをすると髪を傷める可能性が大きくなりますので、白髪染めトリートメントで少しずつ染めながら部分ケア用のスプレーなどを併用してケアしていくと安心です。また、少しずつ染まっていくので一気にガラッと変わる印象ではなく、自然に目立たなくなるのも特徴です。
白髪が自分のストレスに繋がるようなら白髪染め
白髪の数が多くなってくると、部分ケアだけでは自分のストレスになってしまうこともあります。そうなってくると白髪染めがおすすめです。
白髪染めのメリットは、一度でお気に入りのカラーに染めることができ色持ちも２ヶ月程度と長めです。２週間程度で根元は白髪が目立ってくることもありますが、部分染めのようなリタッチもできます。
白髪染めは自宅でできるセルフケアとしてさまざまな種類が販売されるようになりました。カラーバリエーションも豊富です。
自宅で染めやすいように、泡タイプ・乳液タイプ・クリームタイプと自分が染めやすいテクスチャを選べます。しかし、白髪染めは髪へのダメージが大きくなるため、日頃から美容液などを使用したり美容院で本格的なトリートメントでケアしたりして髪をいたわることを忘れないでくださいね。
全体的に目立つけど髪のダメージを抑えたいなら白髪用マニキュア
全体的に目立ってきたけど白髪染めは髪へのダメージが大きいのでできるだけしたくない…という人は、白髪用ヘアマニキュアがおすすめです。白髪染めとは違い、強い薬剤でキューティクルを開くことなく、髪の表面をコーティングします。
したがって、髪のダメージを気にすることなく繰り返し使えます。また、髪をコーティングするため紫外線などの刺激からも守ってくれるうれしい特徴も。
一つ気を付けたいのは、白髪用ヘアマニキュアをすると色落ちするまでほかの白髪染めなどはできませんので注意が必要です。
3.大人女性に人気のグレイヘアもおすすめ
近年大人の女性に人気のグレイヘアも将来的に視野に入れてみるのもいかがでしょうか。グレイヘアとは、白髪を染めることなく白髪を味方に付けた髪型のことです。
白髪はどうしても老けて見えるのが今までの悩みでしたが、グレイヘアの知名度のアップとともに徐々に薄れつつあります。ありのままの自分を受け入れている、むしろポジティブな印象を持たれますよ。
しかし、グレイヘアは維持するのが少し大変です。何もしない白髪の髪ではありません。
グレイヘアを美しく見せるためには、メイクやファッションにも気を付けなければいけないのです。美容に興味を持ち続けているマダムに向いていると言えます。
4.自分にあったケア方法を見つけよう
白髪の出始める年齢や量は人それぞれ違います。60代になっても白髪がほとんどない人もいます。
だからこそ、自分なりの対処方法を見つけることが必要です。白髪をカバーする方法はたくさんあります。
ぜひ自分が無理なく続けられるケア方法を見つけてストレスのない生活を送ってくださいね！
