頭皮に優しい入浴習慣3選で美しい艶髪を目指すヘアケアに取り組もう

  1. 薄毛予防・解決策

頭皮のケアは一昔前までは男性のケアといったイメージをお持ちの方も多く、女性で頭皮ケアをしている方は少数派でした。しかし近年では男性も女性も関係なく頭皮のケアを取り入れる時代となってきました。

 

健やかな頭皮を育むということは、将来の美しい髪の毛の維持に直結してくる大切なケアなのです。頭皮ケアの種類は様々ですが、実は普段の入浴中の習慣が大切だとご存知でしょうか?意外と頭皮に関しての入浴方法を知らない方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は頭皮に優しい入浴習慣や頭皮のあれこれまで詳しくご紹介させていただきますので是非最後までお付き合いください。

 

1. 入浴の効果

まずは入浴にはどんな効果が期待できるのかという点からみていきます。

 

温熱作用

 

入浴で湯船に浸かると体の芯から温まり、血管が拡張するので血流が促進する効果が得られます。血流がよくなると新陳代謝が活発になるので溜まっている老廃物を排出できるのです。

 

デトックスできるだけではなく、体が温まり筋肉の緊張もほぐれるので日頃の疲れを癒やしリラックス効果もあります。リラックスすると副交感神経が優位となるため、気持ちも落ち着き精神的にも安定しやすくなるのです。

 

静水圧作用

 

浴槽に浸かると自然と体に水圧がかかり、ほどよく圧がかかるため全身にマッサージ効果が期待できます。足などむくみ解消の効果もあるので疲れていたり歩き過ぎた日には活用してたい所です。

 

浮力作用

 

体が湯船に浸かると普段かかっている重量が約10分の1まで軽減します。浮力がかかり重力から開放されることで体が軽やかになり緊張がゆるみリラックスできるのです。

 

洗浄作用

 

体全体が温まると全身の毛穴が開いていきます。そうすると毛穴の奥の皮脂や汚れが浮かせたり落としやすくなるので、体を清潔に保つ効果が期待できるのです。

 

普段シャワーだけで湯船に浸からない方は表面の皮脂や汚れは落とせても、毛穴の奥に溜まっている皮脂や汚れは落としきれていないので定期的な入浴がオススメです。

参照:「お風呂・サウナで健康になろう!」① ~基本の入浴法~|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる

 

2. 頭皮に優しい入浴習慣

お風呂でできるケア方法

頭皮のために是非取り入れたい入浴方法も合わせてご紹介させていただきます。

 

シャワーではなく浴槽に浸かる

 

普段忙しくなかなかゆっくりと湯船に浸かる時間が取れない方も多いかもしれませんが、頭皮のことを考えるのならば是非シャワーだけではなく湯船に浸かる習慣を身につけて頂きたいのです。

 

入浴の効果でご紹介させていただいたように、湯船に浸かると温熱作用、静水圧作用、浮力作用、洗浄作用の効果が得られます。これはどれも血流促進や頭皮環境の改善など頭皮にもいい影響を与える効果ばかりとなっているのです。

 

シャワーだけだと最低限の皮脂汚れを落とすことはできますが、血流を促したりそれ以上の効果を期待できません。毎日は難しいかもしれませんが2〜3日に1日は湯船に浸かるように是非調節してみてください。

 

頭浸浴

 

頭浸浴は頭を湯船につける入浴方法となります。頭浸浴には血流促進、リラックス効果、むくみ解消、など様々ないい効果を得ることができます。頭皮環境をよくしたり美容効果もあるので湯船に浸かる時には是非実践していただきたい入浴方法です。

 

頭浸浴をするとお湯の中の音だけ聞こえ水の音など普段の雑音をシャットアウトするので、新鮮でリフレッシュできる時間でもあるのです。

 

ヘッドスパ

 

ヘッドスパは是非習慣にして欲しい頭皮ケアの一つになります。ヘッドスパはスカルプシャンプーを使って普段のシャンプーでは落としきれていない毛穴の奥の皮脂や汚れを浮かせて除去してくれるのです。同時にスカルプマッサージしていくとより頭皮の汚れを落としやすくなるだけではなく、頭皮の血流も促進してくれるのです。

 

ヘッドスパはスカルプシャンプーを使い週に2〜3回を目安に行い、時間が取れなかったり忙しい時にはスカルプシャンプーだけ使用してシャンプーするようにしてみてください。

関連記事はこちら▼
美しい髪は入浴で作れる!お風呂の時間を通じて髪と自分を大切にする方法 

 

3. 入浴中にできる頭皮ケアのやり方

自宅で自分でもできる入浴中の頭皮ケアのやり方も詳しくご紹介させていただきます。

 

頭浸浴

 

1.浴槽に40℃前後のお湯をためる。

 

2.できれば事前に髪の毛を洗いきれいな状態で行う。

 

3.湯船に浸かり顔は上を向いたまま頭を湯船につけていく。

 

4.耳も湯船につかるようにしてフェイスラインまで浸かっている状態にする。

 

5.外部の音をシャットアウトして水の音に意識ををかたむけ、全身の力を抜きリラックスする。

 

お家のお風呂だけあればできてしまい、やり方もなんのテクニックもいらないので簡単です。いかにリラックスできるかがポイントなので気楽に行ってみてください。髪の毛を湯船に浸けるのは抵抗ある方もいらっしゃるかもしれないので事前にシャンプーで汚れをリセットしてから行うと気持ちよく感じられます。

 

また本格的に行う場合は、美容室で頭浸浴のメニューを取り入れている店舗もございますので是非試してみて違いを感じてみてください。

 

ヘッドスパ

 

1.乾いた状態でブラシを使って、地肌に軽くあてるようにして全体的にブラッシングしていく。ホコリや汚れを浮かせて、地肌にあたることで頭皮のマッサージ効果もあるので、気持ちのいい位の力加減で行う。

 

2.シャワーを36〜38℃に設定し地肌を洗うようにたっぷりのお湯をつかってすすいでいく。このときに8割の汚れを落とせるので、念入りにすすいでいく。

 

3.シャンプーを適量出して地肌からモコモコに泡立てていく。泡立ちが悪いときには油分や皮脂が多いので、一度シャワーで流してから再度シャンプーを泡立て直していく。

 

4.全体をしっかりとシャンプーして一度シャワーで流していく。

 

5.スカルプシャンプーを適量出して地肌からモコモコに泡立てていく。

 

6.軽く全体をシャンプーしていく。泡が消えたらシャンプーや水を足して、空気を入れながら泡立て直す。

 

7.生え際に両手の5本指をそえて軽く回しながら引き上げるようにして刺激していく。

 

8.同じようにしながらそのまま後ろへ少しづつ移動していく。

 

9.生え際の正中線に両手の人差し指をおき、左右交互にプッシュしながら頭頂部へ向かっていく。

 

10.耳上に両手の5本指をおき、グーッと圧をかけながら上へ引き上げて移動していく。気持ちのいい位の力加減で数回繰り返す。

 

11.首の根元を左右の親指で押し合うように圧をかけてほぐしていく。上下移動して周辺もほぐす。

 

12.首元の生え際に両手の5本指をそえてグーッと圧をかけながら頭頂部へ向かってすべらせるようにして移動していき数回繰り返していく。

 

13.両手の指先で頭を包むようにおき、リズミカルに軽くつまむようにして全体をタッピングしていく。

 

14.両手を軽くにぎり、耳上におきグリグリと耳周りを刺激していく。

 

15.両手の平で左右から頭を包みこみ、圧をかけながら上へグーッと引っ張っていく。

 

16.シャワーでしっかりとすすいでいく。

 

17.スカルプトリートメントを適量出して手の平に馴染ませる。

 

18.頭皮を中心にスカルプトリートメントを馴染ませていく。

 

19.生え際に両手の5本指をおき、頭皮から離さず圧をかけながら後ろへ滑らせていく。同じように移動しながら全体的に圧をかける。

 

20.少し時間を置いたらシャワーで流し残しがないように念入りにすすいでいく。

 

スカルプシャンプーを泡立ちやすくなるように、予洗いと1回目のシャンプーで汚れや皮脂をある程度落としておきます。スカルプマッサージの途中で泡が消えてしまうと地肌や髪の毛に摩擦が起きてしまいダメージの原因となってしまうため、泡立て直しながら行っていきます。

 

スカルプマッサージは痛くないくらいの力加減で行ってください。強く力を入れすぎると頭皮へ摩擦が起きてしまったり、頭皮を傷つけてしまう恐れがあるためあくまで優しく刺激してあげてください。

 

頭皮用のスカルプトリートメントは通常のものと違って頭皮の保湿やケアの効果があります。通常のものは頭皮につけませんが、この場合は頭皮に馴染ませて全体を保湿するようなイメージで伸ばしていってください。

4. 入浴後のケアもお忘れなく

入浴中のケアも大切なのですが、入浴後のケアも忘れてはいけません。入浴後に忘れがちなケアもチェックしておきます。

 

とにかく保湿

 

お肌と同じで髪の毛も入浴後はどんどん水分が蒸発していってしまい、乾燥していってしまいます。入浴後は乾燥する前にとりあえずアウトバストリートメントで潤いを閉じ込めて保湿を行ってください。

 

髪の毛が濡れていると大丈夫かなと思ってしまいがちなのですが、実はより水分を持っていかれてしまうので注意が必要です。入浴後はタオルで優しく髪の毛や頭皮の水分をふきとり、中間から毛先を中心にアウトバストリートメントを馴染ませて水分を蒸発させないようにします。

 

栄養補給

 

頭皮はお肌と同じで乾燥もしますしキメも乱れたり荒れたりもします。頭皮を健やかに保つにはスカルプエッセンスで栄養補給してあげると効果的です。スカルプエッセンスは頭皮の美容液で頭皮環境を整えて潤いや栄養を与えてくれる役割があります。

 

髪の毛をかき分けながら地肌に直接塗布していき、軽くマッサージをしながら馴染ませてあげると血流も促進しながら馴染ませられるのでオススメです。

 

すぐにドライヤー

 

どんなに頭皮に優しい入浴法をしてもスカルプケアをしても、自然乾燥をしてしまうとそれだけで一気に台無しになってしまいます。髪の毛や頭皮は濡れている状態では頭皮が冷えて血流が悪くなってしまいます。

 

また、頭皮が長時間湿っている状態だと菌が繁殖してしまいニオイやかゆみの原因となり、最終的に頭皮環境が悪化してしまうのです。

 

入浴後は全身のケアがある程度終わった段階でできるだけ早くドライヤーで乾かしていってください。ある程度自然乾燥で乾いてから仕上げでドライヤーすればいいやと言う方も多いのですが、時間が経てば経つほど余計に水分が蒸発してしまいより乾燥が進んでしまうので注意が必要です。

 

5. まとめ

美しい髪の毛を目指すにはトリートメントばかりに意識がいってしまいますが、実は頭皮のケアは将来の美しい髪の毛を守るには必要不可欠なケアなのです。頭皮のケアを何もしないでいると頭皮の血流が悪くなり、毛根へ髪の毛の成長に必要な栄養素が行かなくなってしまったり頭皮環境が悪くなってしまうのです。

 

そうならないためにも日々の入浴でも頭皮のためにできることを取り入れていく必要があります。毎日湯船に浸かるのは時間的にも難しい方もいらっしゃるかもしれませんが、できる限りシャワーだけにならないように意識してみてください。

 

そして頭皮のケアとしてより効果を発揮するには綺和美のスカルプシャンプーとスカルプトリートメントがオススメです。綺和美のスカルプシャンプーは通常のシャンプーでは落ちしきれない汚れは落としつつも、マイルドで優しい泡でしっかりと頭皮のケアをしながらスッキリ洗い上げてくれるので継続して使用しても頭皮に負担が少ないのです。

 

スカルプシャンプーは刺激の強めのものも多いのですが、綺和美は添加物フリーなのでお肌がデリケートな方でも使用しやすいスカルプシャンプーになります。頭皮ケアを何からはじめようか悩んだ時には、是非スカルプシャンプーから取り入れてケアしてみてください。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

記事一覧

あなたへおすすめ