極論、髪をスキンヘッドにしたら白髪もリセットされるのか

  1. 白髪の予防・改善方法

男性も、加齢とともに白髪に悩む人は増えていきます。白髪に悩む人の中には、髪を坊主頭に近いくらい短くする人もいるのではないでしょうか。

しかし、短髪にしたとしても白髪は目立つものです。髪を染めるのが嫌な人は、坊主頭やスキンヘッドなど髪の毛がほとんどない状態にする人もいます。

とくにスキンヘッドにする人の中には、一度髪の毛をなくしてリセットすれば黒髪に戻るのではないかと考えている人もいるのだとか…。ところが、髪の構造はそんなに簡単ではなく、スキンヘッドにしたからといって白髪がリセットされることはありません。

そこで、この記事ではスキンヘッドに焦点をあて、スキンヘッドのデメリットやスキンヘッドにすれば白髪はなくなり次に生えてくる髪は黒髪なのか?ということについてご説明したいと思います。

白髪が気になっていて、スキンヘッドにしたら白髪はどうなるのかしりたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

1.スキンヘッドとはどういう髪型なのか

スキンヘッドとはどういう髪型なのか

まず、スキンヘッドはどういう髪型なのかを説明していきます。スキンヘッドにと同じような髪型で坊主もよく言われます。

スキンヘッドは、カミソリを使用して頭皮をツルツルに剃る髪型です。髪の毛を短くバリカンなどで刈り、その後カミソリで剃ります。外国のワイルドな俳優さんで頭に思い浮かぶ方がいるのではないでしょうか。

それに対して、坊主はバリカンなどで短く刈って終了です。カミソリは使用しません。高校球児の丸坊主頭がイメージ的にはぴったりですね。

また、薄毛が気になってきたらスキンヘッドにするという方もいますが、スキンヘッドは日本人にはあまり似合わないと言われています。日本人は比較的、卵型ではなく後頭部が絶壁の人の割合が多いと言われています。

もちろん、人によりますが後頭部に膨らみがある「卵型」の頭の形がスキンヘッドには最適です。スキンヘッドにすると印象もガラッと変わるので、美容師さんに相談してみたり、髪型をチェックできるアプリなどを活用したりして事前にチェックするのもおすすめです。

2.スキンヘッドは意外にダメージが大きい

スキンヘッドは意外にダメージが大きい

スキンヘッドはツルツルの頭が仕上げれば、楽な髪型のように見えますが、じつはそうではありません。ダメージが大きかったり手入れが大変だというデメリットもあるのです。

したがって、スキンヘッドにしたいと思ったときには、次のようなデメリットを知っておく必要もあります。

頭皮に負担がかかる

ツルツルのスキンヘッドを作るには髪の毛を全て刈ったあと、カミソリで剃ります。カミソリで剃るだけでもかなり頭皮へダメージを与えます。

そのうえ、髪の毛がなくなると毛穴は一時的に閉じるのです。その際、閉じた分だけ肌は寄るので頭皮全体が縮んだようになります。

すると、頭皮は引っ張られるような感覚になり若干の痛みや違和感をかんじることも。このダメージは頭皮にはとても負担がかかるのです。

維持が大変

スキンヘッドを維持するのはとても大変です。ツルツルに剃ったとしても、髪の毛は毎日少しずつ生えます。

ですので、たとえスキンヘッドにしてもほとんどの人は、毎日、もしくは2~3日に一度はカミソリで剃っているのです。このようなこまめなお手入れは必須となります。

また、丁寧にカミソリを扱わないと頭皮を怪我してしまう可能性もあります。頭の後ろ側はできれば誰かに剃ってもらうほうがきれいに仕上がるので剃ってくれる人の確保もできれば理想的です。

維持費がかかる

先ほどお話ししたように、スキンヘッドはこまめなお手入れが肝心です。カミソリは数回使用すれば刃も傷んでくるので買い替えが必要。

また、頭皮は乾燥しやすいのも特徴です。とくに冬場は帽子などをかぶっていないとより一層乾燥しやすい状態になります。

毎日のお手入れも必要で、保湿対策にヒアルロン酸などの保湿成分が含まれた化粧水などを付けたほうが頭皮環境を整える必要があります。

頭皮ケアを行なっていないと、髪の毛がない状態でも乾燥がひどくなればフケやかゆみといった頭皮トラブルを引き起こす可能性があるのです。結果、スキンヘッドにしてもヘアケア用品は必須になるため維持費がかかります。

3.スキンヘッドにしても白髪は改善される可能性は低い

スキンヘッドにしても白髪は改善される可能性は低い

ここまで説明したとおり、スキンヘッドは決して髪の毛にやさしい髪型ではありません。むしろ、直接紫外線を浴びたり乾燥したりするためダメージは大きいのです。

とくに、紫外線は過度に浴びてしまうと髪の色素を作るメラノサイトにも悪影響を及ぼします。また、暑い夏場は汗もかきやすく、髪の毛がない分顔に直接流れてくる状態になります。汗をかきやすい人は、ハンカチが手放せない生活になることも。

このように、スキンヘッドは髪だけでなく頭皮にまで影響があるため、白髪にとって良い髪型とは言えません。ですので、スキンヘッドにしたからといって白髪がなくなることはあまり期待できません。

4.まとめ

髪の毛は、見えている部分だけではなく毛根部分もとても重要な組織です。髪の毛を剃ったとしても毛根部分は残っているため、スキンヘッドにしてもリセットされるわけではありません。

白髪が目立ってきて自分が気になったら白髪ケアが必要です。スキンヘッドに抵抗がある人は、今ある髪を生かした髪型を楽しんでみてください。

白髪は一気に真っ白になるわけではありませんので、気になり始めたら綺和美の白髪染めトリートメントを活用してみてください。

少しずつ染まるのでまわりにバレることなく自然に白髪ケアができますよ。また、トリートメントの中には髪を健康に保つ成分もたっぷり含まれているので髪を健康にする効果も期待できます。

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白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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