白髪は人によって全体的に生えたり、部分的に生えたりします。また、部分的にまとまって生える人もいますよね。
白髪と生える場所の関係を知ると自分の体の不調に気づくことができるかもしれません。つまり、この体の不調に気づくことができれば体も健康になり白髪も改善する可能性があるということです。
そこで今回は、白髪が生える場所からわかる体の不調のサインについて詳しくご説明しますので参考にしてみてくださいね。
1.白髪が生える場所の秘密
白髪の生え方は人それぞれ違います。こめかみの周りに生えることが多い人や、頭頂部に生えることが多い人もいます。
一般的に、白髪の原因は加齢や生活習慣の乱れ、ストレスなどが上げられますよね。しかし、白髪が一部に集中して生えている場合、体の不調のサインということもあります。
頭にはツボが集まっており、このツボが示す体の箇所が白髪になるのです。頭の中の血管は、頭頂部にいくに連れて細くなっています。
したがって、体の中の機能がうまく働いていないと頭皮の部分まで必要な栄養が行き届かなくなり、白髪が集中して生えてしまうのです。
2.白髪が生える場所で体の不調がわかる？
白髪が生える場所には体の不調のサインがあるとお伝えしました。それでは、どこに生えるとどんな不調のサインなのか？ということを詳しくみていきましょう。
自分が今生えている箇所できになるところがあれば参考にしてみてくださいね。
後頭部は生理不順など
後頭部は自分では確認しづらいため、見つけるのも遅くなりがちです。また、一般的に後頭部は白髪が生えるスピードも遅いと言われています。
しかし、後頭部にも白髪が生えるのでどんなサインか知っておきましょう。後頭部に白髪がが多い場合、生理不順などのホルモンバランスが乱れている可能性があります。
内臓部分になるので、見逃したくないサインですよね。内臓機能が低下すると体のあらゆる部分に悪影響を及ぼす可能性もあるのです。
日ごろから、軽い運動などを心がけて体を鍛えていると内臓機能の改善やホルモンバランスの正常化に繋がります。
耳のまわりは口内環境の悪化
耳のまわりは口内環境の悪化のサインです。虫歯や歯茎の心配はありませんか？
今症状がなくても、隠れ歯槽膿漏などの可能性もあるため少しでも気になったら歯医者さんで検査してもらいましょう。また、耳の後ろ側に多く白髪が生えると聴覚障害のサインかもしれません。
もしも、聞こえづらい実感がある方は聴力検査をおすすめします。
額やこめかみは眼精疲労
額やこめかみに集中して白髪が生えていると眼精疲労のサインと言われています。こめかみのような目のまわりには、細かな神経細胞が多くあります。
人は目から情報を得て、脳内にこの情報を送り届けるため、目は一日中働いている状態です。したがって、目は疲れやすく、神経細胞が多くあるこめかみ部分は緊張状態で血流が悪くなり硬くなります。
眼精疲労には、ホットタオルや目のまわりをマッサージするだけでも十分効果があるのでおすすめです。
3.後頭部や襟足が白髪が少ない理由
白髪の生える場所として、後頭部や襟足は比較的少ないと考えられています。それはなぜなのでしょうか。
考えられる理由は次の通りです。
白髪が生えるのが最も遅い
頭皮は血行が悪くなると硬くなります。しかし、後頭部は頭頂部に比べると静脈が通っているため血流が良く、硬くなりにくいのです。
また、頭の中でも後頭部は性ホルモンとの関係が薄いとされています。白髪が増えるのは女性ホルモンが減少するのと関係しています。
しかし、後頭部はこの性ホルモンの影響を受けることが少ないため白髪になりにくい場所だと言えるのです。
自分からは見えないので気づきにくい
また、後頭部は自分では確認しづらい場所なので見つけるまでも時間がかかることがあります。前髪や生え際は、毎日鏡などでよくているのですぐに白髪に気づきますよね。
また、髪型でも気づきやすかったり気づきにくかったりがあります。ショートやボブの短めの髪型だと白髪が目立ちやすくなります。
ショートやボブに比べてロングヘアだと表面の髪が覆いかぶさり、内側が出てくることがないため目立ちにくくなるでしょう。さらに、髪が長いと髪をくくることもあり目立つのを防ぐことができます。
4.白髪が生える場所から体の不調のサインをキャッチしよう
白髪が生える場所から体の不調がわかることについてご紹介しました。白髪が生えてきたときに、ショックで落ち込むのではなく自分の体の不調のサインだと思って生活習慣などを見直すきっかけにしてみてはどうでしょうか。
内臓機能などは自分ではなかなか見つけられず、悪くなってから症状として現れると厄介なものですよね。白髪からのSOSだと思い、生活習慣の見直しやストレスの軽減などに気を使ってみましょう。
髪だけでなく体の内側から元気になれるチャンスと思ってきれいな髪を手に入れましょう！
