頭皮の毛穴と小鼻の毛穴の違いを解説します!毛穴って肌に見えると嫌だけど、髪の毛のためには大切ですよね。

  1. 白髪の予防・改善方法

ふと疑問に思った頭皮と小鼻の毛穴…同じ毛穴ですが何が違うのでしょうか。

同じような仕組みではありますが少し違っていて頭皮にも角栓ができますし、小鼻以上に汗腺が多い部位なのです。

その違いについて今回少し深堀してみましょう。

頭皮と小鼻の毛穴

頭皮と小鼻の毛穴

小鼻の毛穴

顔には約20万個もの毛穴が存在しています。ほとんどが0.2ミリほどの大きさでパッと見てはわからないくらいなのですが何かしらの原因で毛穴が開いてしまうと目立つようになってしまいます。参考

毛穴が開いてしまう原因の多くが皮脂の過剰分泌で皮脂量が増えると毛穴が押し広げられてしまいどんどん広がってしまうのです。

この皮脂がたまり白い塊が角栓とよばれるものになり、角栓が空気にふれることで酸化してしまい黒ずみに繋がっていきます。

毛穴悩みのほとんどがこの皮脂の影響なのです。

毛穴づまりは過剰な皮脂分泌やお手入れ不足がターンオーバーの乱れを引き起こしてしまい角質がうまく剥がれ落ちず残ってしまい肌に残った皮脂や角栓が産毛と合わさって角栓となりつまってしまいます。

正しいターンオーバーを乱さずに清潔に保つことが大切です。

頭皮の毛穴

頭皮は皮脂の分泌量が身体の中で1番多く、あのテカりやすいTゾーンの2倍もの皮脂腺があると言われています。

頭皮の毛穴はサイズが大きく数も多いのが特徴で全体で約4万個の毛穴があるとされています。

頭皮の角栓は皮脂や角質が毛穴につまったもので、毛穴の皮脂腺から分泌された皮脂と角質が混ざってしまい角栓へとなるのです。

顔の毛穴よりもつまりやすく酸化しやすい特徴があり、皮脂30%、老廃物70%といわれていて脂性肌のタイプの方ほど角栓ができやすくなります。
またスタイリング剤などの整髪料やトリートメントの流し残しがつまりの原因となってしまうこともあるのです。

頭皮の角栓がつまると?

・ベタつき
角栓つまり頭皮のターンオーバーがうまくいかなくなると頭皮から出た皮脂が髪の毛につきベタついてしうのです。見た目もオイリーになり清潔感を失ってしまい、髪の毛の立ち上がりも悪くなるので重たい印象になります。

・ニキビ
顔と同じで皮脂が毛穴につまるとニキビも元になります。かゆみや痛みなど湿疹ができて荒れてしまいます。

・ニオイ
角栓はもともと無臭なのですが、角質の一部のタンパク質が酸化するとニオイが気になるようになってきます。角栓が多いほどニオイが強くなるので注意が必要です。

・頭皮環境の悪化
ニキビについてもそうなのですが、角栓が発生し頭皮環境が悪化してくると皮膚が炎症を起こしてしまいフケやかゆみの原因となります。

そこから菌が繁殖してしまい抜け毛や炎症の悪化で自力では改善できなくなってしまい皮膚科などで治療が必要となります。

・髪の毛の成長
角栓は対処しないと毛穴をふさいでしまい髪の毛の成長の邪魔をしてしまいます。髪の毛が細くハリコシがなくなったり、薄毛の原因にもなるのです。

数が少なければ気づきにくいかもしれませんが、だんだんと角栓の数が増えてくるとボリュームがなくなったなど違いがわかりやすくなります。

2.頭皮の角栓予防策

頭皮の角栓予防策

そんなコワイ角栓の予防策をご紹介します。

食事

毎日朝、昼、晩とバランスよく3食きちんと食べて揚げ物やスイーツ、スナック菓子など脂の多い食事は控えるようにしてください。

タンパク質、亜鉛、鉄分、ビタミン(鶏肉、牛肉、卵、ほうれん草、かぼちゃ、レバー、ナッツ類、納豆、豆腐、キウイなど)を積極的に取り入れると頭皮環境も改善されて効果的です。

シャンプー

シャンプーの仕方が間違っていると頭皮に皮脂が残ってしまいます。正しい手順を意識して行うことをオススメします。

1.シャンプー前の乾いた状態で地肌にブラシを軽くあて、全体的にブラッシングしてください。気持ちの良いくらいの加減で。

2.人肌程度のぬるま湯で地肌から水分を含ませるようにしっかりとまんべんなくすすぎます。

3.シャンプーを根元からしっかりと泡立てます。泡立ちが悪い場合は一旦流してもう一度シャンプーします。軽めにシャンプーして流してください。

4.もう一度シャンプーをモコモコに泡立てて汚れを落とすように今度はしっかりめに洗ってながします。

5.トリートメントは中間〜根元につけます。頭皮近くにつけてしまうと毛穴のつまりの原因になってしまいます。

6.流し残しがないように地肌や首後ろなど念入りに流してください。

このように特別なモノがなくても、一つ一つの工程を意識するだけでも汚れを浮かして除去できるので覚えておくと役立ちます。

生活習慣

定期的な運動を行うことで代謝もよくなり血行促進にもなり頭皮環境にもいい影響をあたえます。

睡眠もとても大切で、人は眠っている間に細胞を修復していて頭皮も同じです。しっかりと睡眠がとれていないと頭皮のダメージの修復ができず悪化してしまい健康的な髪の毛がはえなくなってしまうので注意が必要です。

22〜2時は髪の毛の成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムとなりますので、この間に睡眠をとれるよう意識してみてください。

ストレス

ストレスは自律神経を乱してしまい、血行不良になります。仕事や対人関係、家事や育児、環境の変化など様々なストレスに人はさらされています。ストレスによって引き起こされる自律神経の乱れは皮脂の過剰分泌を招いてしまう恐れもあるため、注意が必要です。

限界までストレスをためない為にも上手に発散できるように日頃から手段を模索しておくのがオススメです。

定期的な頭皮ケア

毎日のケアも大切なのですが、週に1〜2回自宅で炭酸シャンプーなど頭皮用のクレンジングを使用して汚れをリセットしたり、月に一度美容室でのヘッドスパを利用して頭皮のケアをするなど、定期的にリセットできるとさらにキレイな状態を維持できるので是非取り入れてみてください。

3.まとめ

一言に毛穴といってもそれぞれ大きさや特徴が異なり、頭皮でも角栓がつまると知らなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか?

頭皮も小鼻も毛穴をつまらせたくはないです。今回ご紹介した方法をお試しいただいて予防してみてください。他にもスッキリする方法を解説しています。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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