白髪の原因になる間違ったドライヤーのかけ方とは? 白髪染めの前に正しく髪を乾かしましょう

  1. 白髪の予防・改善方法

毎日何気なくドライヤーを使用しているかもしれませんが、間違ったかけ方をしていると白髪の原因になるかもしれません。ドライヤーを正しく使うには、かけ方が大切です。
間違ったドライヤーのかけ方は、髪にとって大きなダメージとなります。髪を健康的に美しく保ちたいなら、正しいドライヤーのかけ方を知っておく必要があります。
この記事では、間違ったドライヤーのかけ方とダメージを与えないドライヤーのかけ方をご紹介します。

1.間違ったドライヤーのかけ方は白髪を増やす

ドライヤーを何気なくかけていると、風邪が頭皮に当たる確率が高くなります。じつは、頭皮に温かい風が当たり続けることはよくありません。
温かい風が頭皮にずっと当たってしまうと、頭皮は乾燥してしまいます。
頭皮の環境は、血行が悪くなったりメラノサイトの働きを停滞させたり、さまざまな機能へ悪影響を及ぼします。これらの悪影響をずっと受けると、当然ながら白髪が生えやすくなるのです。
そのため、髪を乾かすときには、ドライヤーを正しく使うことが重要です。

2.間違ったドライヤーのかけ方

それでは、ここからは間違ったドライヤーのかけ方をご紹介します。自分が間違ったドライヤーのかけ方をしていないか確認してみてください。

◆頭皮や髪に近づけすぎる

ドライヤーは物により重さやサイズは異なりますが、正しい使い方は20〜30cm話して使う必要があります。髪が乾くまでこの距離を保つことはかなり大変です。
最初は話して使っていても、自然と近づいてしまうので、意識的に話して使うように心がけて使う必要があります。

◆温度設定を高くしすぎる

ドライヤーは基本的に温風と冷風が出せます。なかには、温度調節ができるものもありますが、温度設定が高すぎると髪へのダメージは大きくなるのです。
また、同じ場所を集中的にあてていると温度は高くなってしまいます。温度が高いまま使用していると、枝毛やパサつきの原因になるため注意が必要です。

◆タオルドライしないでドライヤーをかける

シャンプー後の濡れている髪は約30%の水分を含んでいます。そのまま、ドライヤーをあててもなかなか蒸発しないため、その分ドライヤーをあてる時間は長くなります。
そのため、ドライヤー前にできるだけ水分を取ることが大切です。ドライヤーの前にはしっかりタオルドライをしてください。
濡れた髪は蒸発する際に、温度が急上昇します。すると、髪のたんぱく質に反応して、白髪を増やす原因になるのです。

◆最後まで熱風・温風だけで乾かしてしまう

温かい風があたっている状態の頭皮は毛穴が開いたままの状態です。その状態が長く続くと、毛穴から皮脂が分泌されやすくなくなります。
皮脂が過剰に分泌されると、雑菌が繁殖したり毛根が炎症を起こす原因にもなります。その結果、抜け毛が増えたり白髪が生えたりするのです。
キューティクルは、乾いたり冷えたりすることで閉じるため、温風のまま乾かすと閉じるのが遅くなりダメージを受けやすくなるのです。

3.ダメージを与えないドライヤーのかけ方

髪にダメージを与えないためには正しい方法でドライヤーのかけ方で髪を乾かす必要があります。ダメージを与えないドライヤーのかけ方をご紹介します。

◆タオルドライはしっかりする

髪に水分が残っているのはもちろん良くないですが、頭皮が濡れた状態なのはもっと悪い状態です。髪より頭皮を先に乾かすことを意識してください。
頭皮の水分は吸水性の良いタオルで頭皮マッサージをするイメージで拭き取ります。その後、全体的にタオルで頭を挟むと水分は良く吸収します。
また、水分を含んだタオルは吸水性が低下するので、ロングヘアの人はタオル2枚使用するなど工夫するのがおすすめです。

◆根元から乾かす

先ほどもお話ししたように、頭皮をまず乾かすことを優先してください。したがって、ドライヤーは根元からあてるのが正解です。
また、毛先は傷みやすいためドライヤーの風はできるだけ熱を与えないようにしてください。このとき、髪をゴシゴシ動かすのはNGです。
摩擦でキューティクルが剥がれてしまいます。髪ではなく、ドライヤーを動かして乾かすと髪を傷めません。
他にも、首のあたりから上に向かってかけると、髪が摩擦で傷みやすくなる上に、パサつき広がってしまい、まとまりも悪くなりますので注意してください。

◆ある程度乾いたら冷風で乾かす

7~8割程度髪が乾いたら、温風ではなく冷風をあてて乾かすとまとまりのある仕上がりになります。最後に冷風をあてると頭皮の毛穴を引き締め、キューティクルがしっかり閉じます。
また、クセ毛が気になる場合やストレートにしたい場合は、髪を軽く下に引っ張りながら冷風をあてると落ち着くのでおすすめです。
仕上げの冷風は、頭皮と髪全体に冷風を当てるようにしてください。

4.まとめ

毎日、ただ髪を乾かすだけと思ってドライヤーをあてていると、知らず知らずのうちに髪にダメージを与えているかもしれません。ドライヤーのあて方を少し気をつけるだけで、髪は傷むのを抑えきれいに仕上がります。
今まで、なんとなくドライヤーをあてていた人は、今日から少しお風呂上がりのドライヤーの時間をワンランク上のお手入れ時間に変えてみてはいかがでしょうか。
また、ドライヤー前のシャンプーで同時に髪や頭皮を健康にすることも忘れずに。その際の、髪の健康作りに綺和美の白髪染めシリーズ「Root Vanish」を試してみてください。日頃からのケアで、根本から髪をきれいにしてみるのがおすすめ。髪を健康にする綺和美のアイテムはすべて髪にやさしく、パラベンや香料、鉱物油、シリコンなどは使用していない無添加商品です。綺和美は直販サイトからお申し込みいただけます。

通販でお届けする綺和美は、雑誌でも紹介される人気のヘアケアプロダクト。たしかな信頼をお届けします。定期購入だとさらに使いやすいですよ。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

記事一覧

あなたへおすすめ