髪の毛のツヤを蘇らせる方法

  1. 白髪の予防・改善方法

最近髪の毛にツヤがなくなってきたなぁと感じたことはありませんか?もしかするとそれは髪にダメージが蓄積しているのかもしれません。実は普段の何気ない行動でも髪の毛が傷んでしまう原因となることがあるのです。

髪のダメージに対してはきちんとケアすることが大切です。この記事では髪が傷む原因や正しいお手入れの仕方などを解説しています。髪が傷んでいるけどケアの仕方が分からないという方はぜひ参考にしてください。

1.髪が傷んできたなと思ったら

髪が傷んできたなと思ったら

髪の毛へのダメージというと、様々な要因が考えられます。

たとえばカラーやパーマに使用される薬品による傷み。カラーやパーマの薬品にはアルカリ性の成分が含まれています。この成分は髪の毛の表面にあるキューティクルを開かせる働きがあります。

こうして髪の内側に薬剤を浸透させているのですが、実はキューティクルを開かせると同時に髪の細胞を破壊してしまってもいるのです。最近は髪の毛が細い人も多いため、何度も薬剤を重ねるとどんどん髪のダメージを蓄積させることになります。

一度カラーやパーマをしたくらいでは大したダメージにはならないのですが、短期間に何度も繰り返しカラーやパーマを行うと髪の毛にとって深刻なダメージになることもあるのです。

またドライヤーやヘアアイロンの熱によって髪が傷むこともありますし、髪の毛同士が擦れることによって摩擦でダメージが発生することもあります。

ドライヤーは正しい使い方をすることで髪へのダメージを抑えられますが、長時間ダラダラと使用するなどして過剰に熱を与えると傷みの原因になります。ただしお風呂上がりに髪を乾かさずに寝てしまうのもダメージにつながる可能性があるため良くありません。

ドライヤーできちんと乾かさずに髪が半乾きのまま寝てしまうと、枕との摩擦で髪の毛にダメージが加わります。さらにキューティクルが捩れたりガサガサになってしまったりして、髪が傷んでしまうのです。

そしてヘアアイロンは高熱を直接髪に当てることになるので、髪の毛のダメージに直結しやすいです。こちらも同じ箇所に何度も繰り返し熱を加えると髪がどんどん傷んでしまいます。ヘアアイロンを使用する際は短時間でサッとまとめるようにしましょう。

他にも紫外線で髪がダメージを負うこともあるのです。紫外線によって髪の毛が乾燥してしまうこともあります。しかも髪につけているヘアオイルやトリートメントといったスタイリング剤が紫外線によって酸化してしまうということもありえます。

髪に酸化物が溜まると髪の毛が傷んでいる時のようなザラザラとした手触りに変わってしまいます。紫外線はお肌だけでなく、髪にとっても大敵なのですね。

このように一口に髪のダメージといっても、その原因は様々です。もし髪が傷んできたなと感じた時は普段このように髪へダメージを与えるような行動をしていないか、改めて考えてみてください。

2.大切なのは日々のブラッシング

大切なのは日々のブラッシング

髪の傷みが気になる時には、一度ブラッシングを見直してみるのも良いかもしれません。健康的で美しい髪を作るためには正しいブラッシングを行うことが重要です。

ブラッシングはヘアスタイルを整えたり髪の絡まりを解消したりするだけでなく、頭皮を刺激して血行を促す効果もあります。血行が良くなると頭皮に付随する様々な組織の働きが活性化されて、ヘアサイクルが正常に働き傷んだ髪も健康な状態に生まれ変わっていきます。

さらにブラッシングはキューティクルを整える役割もあり、髪の毛にツヤを与えます。特に髪の状態を改善するためにはシャンプーをする前にブラッシングを行うと効果的です。

ブラッシングをしないまま髪を洗おうとすると、髪の毛がもつれたまま擦り合わせてしまうことになります。こうなるとシャンプーすること自体が摩擦の原因となってしまうのです。

逆にブラッシングをしっかり行えば髪や頭皮についたホコリを浮き上がらせることもでき、泡立ちも良くなってスムーズに髪の汚れを洗い流せます。

ブラシは天然毛のものを選ぶのがおすすめ。濡れた髪をブラッシングする場合は目の粗いコームなどを使いましょう。髪が長い人は根元からではなく、最初は毛先からブラッシングを始めます。絡みやすい毛先から徐々にもつれを解いていくと、髪が綺麗にまとまります。

ブラシを頭皮に対して垂直に当てると力が強く掛かってしまうので、まずはブラシの側面から当ててブラシを回転させるように梳くと良いです。

いきなりブラシを頭皮に当てたりブラシを強く押し当てたり、同じ部分を何度もブラッシングすると頭皮を傷つけてしまうので注意してください。

3.髪を放置すると白髪が目立ってしまいます

若いうちは髪のケアを怠っても特に困ることはないかもしれません。

しかし年齢を重ねると髪の毛に含まれるメラニンという色素を作る働きが徐々に弱くなり、白髪が増えていきます。そのため全くケアせずに髪を放置していると段々白髪が目立ってくるというわけですね。

4.髪を大切にして自分をいたわりましょう

髪を大切にして自分をいたわりましょう

白髪が気になり始めたら、白髪のケアを始めましょう。しかし髪の毛が傷んでいる状態で白髪染めを行うのは髪にとって良くありません。そんな時は白髪染めトリートメントを活用しましょう。

白髪染めトリートメントは一般の白髪染めと違い、髪の表面をコーティングするようにして着色します。薬剤の力でキューティクルを開かせるわけではないので、髪が傷む心配はありません。

トリートメント成分が配合されているため、髪の毛にとっても優しく白髪のケアが行えます。白髪染めトリートメントは一度に白髪を染め上げるのではなく、何度か使っていくうちに段々と白髪を目立たなくしていきます。

使い方も非常に簡単で、シャンプーの後で普通のトリートメントと同じように使うだけです。これなら白髪のケアもラクに行えますよね。

美しい髪を保つのは外見上で大切なことではありますが、気にしすぎるのもストレスが掛かってかえってよくありません。簡単にケアが行えるならそれに越したことはないと思います。

みなさんも白髪染めトリートメントをぜひ活用して、手軽に美しい髪を目指してみませんか?

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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