シャンプーの匂いがきついとき、何を見直す? 洗髪後のニオイが気になるなら!

  1. 白髪の予防・改善方法

毎日当たり前のように使用しているシャンプーですが、匂いがきついと感じる事はありませんか?

最近ではサロン専売品から市販まで様々な種類のシャンプーが発売されており、洗い心地や仕上がり、香りまでたくさんの商品の中から選ぶ事ができます。

その中で気に入って選んだはずなのになぜか

シャンプーした後の匂いがきつくて気になる…
次の日まで強く残っている…
匂いが強くて酔ってしまう…

そんな方も多いのではないでしょうか。そこで今回シャンプーの匂いがきつい時にどうしたらよいのかという所からそれにまつわるシャンプーのあれこれまで詳しく深掘りしていきます。(参考

1.シャンプーの匂いがきついときできることは

シャンプーの匂いがきついときできることは

なんとなく自分で使ったシャンプーの匂いがきつくてどうしようもない、そんな時は思い切って違うシャンプーに変えてしまいましょう。

人の嗅覚は脳と深い所で密接にかかわっており、不快な匂いを嗅いでいると交感神経のストレス反応が引き起こされてしまいます。

逆にいい香りだと人間の生理的な部分を制御する自律神経やホルモン系に影響を与えられるため心身のバランスを整える働きをしてくれます。いい香りは一瞬で脳を活性化することができ、リラックスや一息などにも効果が期待できます。

集中力アップなどにも活用されたりと匂いの効果は絶大なのです。

このようなことから、無理してきつい匂いを身にまとっているとストレスになってしまい様々な悪影響を及ぼしてしまいとてもよくないのです。

買ったばかりでまだ残ってしまってもったいないという場合は、1回目の軽めのシャンプーの際に予洗い用として使用することをオススメします。

2回目のシャンプーで気に入った香りのものをかぶせればきつい匂いも少しはやわらぐはずです。香りによって相性もあるので色々と試してみてもいいのかもしれません。

2.シャンプーの匂いがもたない

シャンプーの匂いがもたない

シャンプーをしていい匂いなのに、しばらくすると匂いがなくなってしまうことはないでしょうか。しっかりと洗ったはずなのにいつの間にか臭わなくなってしまっては、悲しいですよね。

そこでなぜ匂いがしなくなってしまうのか、原因をみていきます。

・シャンプーのすすぎがあまい

せっかくきれいにシャンプーしてもすすぎが甘いと地肌にシャンプー剤が残ってしまうと汗や皮脂と混ざってイヤな香りの原因になってしまいます。

この時にでる匂いは油っぽいイヤな匂いなので、せっかくのシャンプーのいい匂いをかき消してしまいます。

・ダメージ

匂いに関係なさそうにみえますが、実は髪の毛のダメージがあるとシャンプーの香りが逃げてしまう原因にもなり得るのです。

髪の毛の表面のはキューティクルという、うろこ状に1枚1枚をまとって髪の毛を守ってくれています。このキューティクルは外的刺激から保護してくれて、髪の毛の水分や栄養素をにがさないように包み込んでくれているのです。

カラーやコテなど様々な要因で髪の毛がダメージを受けて、このキューティクルが剥がれたり痛めてしまうと栄養分や水分だけではなく香りまでも逃してしまう原因になってしまうのです。

・皮脂汚れ

シャンプーはいい匂いでも洗い上がってしばらくするとなんか気になる匂いがすることはないでしょうか。この場合はもしかしたら頭皮に皮脂がつまっている可能性があります。

頭皮は身体の中でも特に皮脂が多い部位とされています。そのためきれいに洗っても半日もたつと皮脂がつまりはじめてしまうほどです。

だからこそシャンプーで毎日きちんとリセットしてあげないといけません。頭皮の独特な匂いがシャンプーと合わさっておかしな匂いになりやすいので注意が必要です。

・シャンプーを変える

シャンプーはたくさんの種類がありますが、ものによっては香りがとても弱かったり持続性のない商品も存在します。香りのモチまではなかなか買わないと見極めが難しいかもしれませんが、他の対策をしても改善がみられない場合は違うシャンプーに変えてみて様子をみるのもいいかもしれません。

3.いい香りを残すには

いい香りを残すには

せっかくいい香りのシャンプーをするのだからなるべく長くいい香りを持続させたいですよね。そこでいい香りを残すための方法をご紹介します。

・正しくシャンプー

1.乾いた状態でブラシを地肌にあてながら生え際から後ろへ向かってとかしていきます。同じ要領で頭皮全体をとかして頭皮の汚れやホコリをうかしていきます。

2.ぬるま湯のシャワーで、地肌にも水が通るようにしっかりと濡らしていってください。軽い汚れはこの時に流すイメージですすいでいきます。

3.全体をぬらせたら、シャンプーをつけて泡立てていきます。頭皮からしっかり泡立つようにして軽めにシャンプーしてください。油分が多いと泡立ちが悪いので泡立たなかったら一度流してしまいます。

4.もう一度シャンプーを泡立てて、今度はしっかりと頭皮から全体的に念入りに洗っていきます。洗えたらまたシャワーで流していきます。

5.中間〜毛先にかけてトリートメントをしてください。この時に根元付近は避けるようにします。

6.少し放置したら流していきます。すすぎ残しがないように耳の裏や首後ろや地肌など念入りにすすいでください。

このように地肌の汚れを浮かせてから、頭皮の根本の方から泡立てて洗ってあげるのがポイントです。

美容室帰りだと頭皮から髪の毛までとてもシャンプーのいい匂いがしっかりと残っているのはブラッシングやシャンプー、ドライヤーを正しくしているからなのです。

すすぎや流し残しがないなど毎日している基本的なことがとても大切なのです。

・正しくドライヤー

1.洗髪後に優しくタオルドライをして頭皮や髪の毛の水分をしっかりと拭き取ります。

2.中間から毛先にアウトバストリートメントを馴染ませる。

3.温風で髪の毛の根本から乾かしていく。

4.ある程度乾いたら、中間〜毛先にも風を当てていく。

5.8〜9割乾いたら冷風に切り替えて仕上げていきます。

お風呂からでてそのまま放置してしまうと髪の毛が乾燥してダメージを受けてしまうだけではなく、蒸れてしまいやすく雑菌が繁殖してしまい匂いの原因にもなってしまうのです。

また、ドライヤーが不十分で生乾きや乾き残しがあるとそこから菌が繁殖してしまい匂いの元になるので注意が必要です。

さらに自然乾燥はご法度ですので絶対に避けてください。

・シャンプー成分の見直し

市販のシャンプーの大半が洗浄力が強い成分でできています。強い洗浄力のシャンプーを使って洗っていると、頭皮に必要な大切な油分まで根こそぎ奪って洗い流してしまいます。

そうすると頭皮が乾燥してしまい、逆にもっと皮脂を出す司令がでてしまい皮脂過剰におちいってしまうのです。皮脂過剰で毛穴にもつまりやすく匂いもでてくるため悪循環なのです。

・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸アンモニウム
・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸アンモニウム

などの表記があると高級アルコールという洗浄力の強い成分なので、できるだけ避けてあげることをオススメします。

安定性が高く原価も安いため市販シャンプーに配合されていることが多く、石油の鉱物油や植物油から作られており、合成界面活性剤で泡立ちがよく、泡切れもよいので使用感は好きな方も多い成分です。

・石けん素地
・脂肪酸カリウム
・カリ石けん素地
・脂肪酸ナトリウム

これらの表記は石けん系の洗浄成分になります。石鹸という名前では優しいイメージを持ってしまいやすいのですが、実は洗浄力は強い成分になっているのです。

皮脂汚れには向いていて毛穴の奥の汚れまでスッキリと落としてしまうのですが、逆に取れすぎてしまい頭皮が乾燥してしまいます。

・ココイル〜
・ラウロイル〜
・ミリストイル〜
・ステアロイル〜

などの表記がある場合はアミノ酸系の成分になります。アミノ酸系シャンプーはマイルドな洗浄力の成分なので必要な皮脂は残しつつ、余分な皮脂を落としてくれる髪の毛にも頭皮にも優しい洗浄成分になります。

シャンプーの成分の中で一番オススメできる成分なので是非試してみてください。

このように洗浄成分は様々な種類があります。シャンプーを選ぶ時に裏面も気にしてみると成分がわかるので気にしてみてください。

・シャンプー前のブラッシング

髪の毛を洗う前に必ずブラッシングしてください。絡まったままシャンプーしてしまうと髪の毛が摩擦を起こしてしまいキューティクルにダメージをあたえてしまいます。

夜に髪の毛を洗う頃には、1日の汚れやホコリがたくさん付着しているのでブラッシングで浮かせて落としやすくしておくことが大切です。

余分な汚れを落としておくとシャンプーの成分もしっかりと行き渡ります。

ブラッシングで使用するブラシはパドルタイプのクッションブラシがオススメです。クシの先が玉状になっていると頭皮を傷つけることなく扱いやすいです。

ブラッシングをすることによって頭皮の血流も促進してくれるので。頭皮環境の改善にもつながります。

・シャンプーとトリートメントは同じ種類で

せっかくいい匂いのシャンプーを使ってもトリートメントと匂いが違ってしまうと、匂いが混ざってしまい香りのモチも半減してしまいます。

特別なトリートメントを使用するときなど仕方ない場合以外は、シャンプーとトリートメントは同じ匂いのモノを使用してあげた方が香りの持続性が断然違います。

どうしても他のモノを併用したい場合はなるべく似た系統の香りを選んでみてください。

・お湯は38〜40℃

髪の毛を洗う前には必ずぬるめのお湯ですすいであげてください。温度は38〜40℃を目安にして設定します。すすぎで汚れの70%は落とせるとされています。この時は髪の毛を洗うというよりは、頭皮の汚れを優しく落としてあげるイメージです。

あついお湯を頭にいきなりかけてしまうと、頭皮の必要な皮脂までも流してしまい頭皮が乾燥してしまいフケや乾燥の原因になってしまうので注意が必要です。

・特別な日は朝シャンプー

毎日朝、晩とシャンプーしてしまうと洗いすぎになってしまうのですが、お出かけや特別な日の朝はシャンプーをしていい匂いをまとっていくと香りのモチもいいです。

前日の夜に洗っただけよりもやはり物理的に、朝シャンプーしたほうが時間が近いのでしっかりといい匂いをさせてくれます。

特別な日だけは、朝シャンプーを解禁してしまいましょう。

4.まとめ

シャンプーの匂いって女性にとっては思いの外とても大切なのです。匂いが強すぎてもイヤですし、匂いがなくなってしまってもイヤなものです。

仕事でもお出かけでもデートでも自分がいい匂いだと、自信があるだけでとても気分良くウキウキするのです。最近では探しきれないほどのシャンプーが店頭では並んでいるので、気分で定期的に探してみるのも楽しいはずです。(参考

今回の記事でも少し気を付けてあげるだけで対策できることも多いです。こちらを参考にしていただいて、対策も合わせてしてみてください。自分のテンションをあげてあげられるような素敵なシャンプーと出会えるといいですね。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

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コンディショナー
カラーをキープする

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傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

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カラーリングブラシ
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カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

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白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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