白髪はセルフケアで撃退できる!毎日続けるコツもご紹介

  1. 白髪の予防・改善方法

男女問わず、白髪が生えてしまった際には、自宅で白髪セルフケアをすることにより、この先の白髪の予防や、いま生えている白髪に対処できます。

当記事は次のような方にオススメです。
「自分で白髪予防・対策のためにできることがあれば、実践しておきたい」
「美容院に行く手間と費用をかけず、自宅で簡単にケアをしたい。」

当記事の内容は、白髪の予防・改善だけでなく、髪にツヤを与えたり、滑らかさを与えたりするうえでも役立ちます。ぜひ最後までご覧ください。

⒈白髪のセルフケアにおける基礎知識

白髪のセルフケアにおける基礎知識

白髪が生えてくると、今生えてきているその髪の毛(白髪)にだけ意識を向けてしまいがちであります。しかし、白髪のケアをするうえでは、髪の毛ではなく、頭皮に着目をすることが大切です。

その理由は、いま生えてきている髪の毛は「死活細胞(死んだ細胞)」であり、後から色味が変化することはないためです。

生えてきている髪の毛は、死活細胞であるため、着色をする細胞や組織とはすでに切り離されています。したがって、一度白髪として生えてきた髪の毛が途中から黒髪になることはないのです。また、生えてきている黒髪が途中から白髪になることもないのです。

一方で頭皮の中で成長してきている髪の毛は、生きた細胞であり、この髪の毛の色味は変えられます。つまり、今表面に表れている白髪は変えられなくとも、その深層に隠れているまだ表面まで生えてきてない髪の毛の色味は変えられるのです。

頭皮の中で成長してきている髪の毛の色味を変える方法は、頭皮内の髪を黒く着色する機能を担っている組織や細胞の活動を活発化させることです。

白髪のセルフケアをするうえでは、頭皮のケアがもっとも重要なのです。

今回は「頭皮のケア」に焦点を当てて解説をします。

⒉白髪セルフケア:頭皮をケアする方法

頭皮をケアする方法

頭皮のケアをし、毛細血管の循環をよくすることにより、着色を担う組織・細胞の活性化が期待されます。毛細血管は、それらの組織・細胞に栄養を運ぶ重要な役目を担っているためです。

この章では、今後生えてくる白髪を予防することが期待される、頭皮ケアの方法について解説をします。

頭皮ケア1:シャンプーのやり方を工夫する

シャンプーをする際に、「もみだし洗い」をすることにより、頭皮の血行をよくすることができます。

頭皮の血行をよくすると、着色を担う組織に栄養を運ぶ「毛細血管」の活動が活発になります。これにより、白髪の予防や頭皮につまった皮脂の汚れを落とす効果が見込めます。

もみだし洗いでは、髪ではなく頭皮を手洗いします。

・もみだし洗いの方法

  1. 頭皮全体に、36度~38度のお湯をたっぷりとかけます。
    (これにより、毛穴を開かせる効果があります)
  2. シャンプーをつけ、両手の指の腹で頭皮全体をもみこみます。
  3. お湯でしっかりと洗い流しましょう

頭皮ケア2:ヘアブラシで頭皮を磨く

ヘアブラシで髪を磨くことにより、毛細血管が刺激され、頭皮への血流が増加します。これにより、白髪予防だけでなく、薄毛予防や育毛促進にも効果が見込めます。

ヘアブラシにはさまざまな種類がありますが、頭皮ケアにはスカルプブラシがオススメです。スカルプブラシは、シャンプーブラシとも呼ばれシャンプー中に使われるブラシです。

頭皮をマッサージしつつも、頭皮の汚れをかきだし、シャンプーの洗浄をサポートしてくれます。弾力のあるブラシにより、指では落とせない頭皮の汚れも落とせます。

スカルプブラシの詳細な使い方については、こちらの動画をご覧ください。

なお、磨きすぎには注意をしましょう。

頭皮ケア3:エッセンシャルオイル

ラベンダー、タイム、ローズマリー、シダーウッド、ペパーミントなどのエッセンシャルオイルも、頭皮への血液循環を助けます。
オイルを選ぶ際には、刺激の少ない植物性のものを選びましょう。また、頭皮ケアを目的とする際には、肌用・髪用ではなく、頭皮用のものを選ぶようにしましょう。
頭皮用オイルの数百円~数万円と価格帯はさまざまですが、まずは安い価格帯でトライをしてみるのが経済的であると言えます。

頭皮ケア4:睡眠

頭皮および体内の血液循環をよくするために、7~8時間程度の睡眠をとるようにしましょう。また、睡眠の質を高めることも重要です。

睡眠の質を高めるための一例を挙げると下記の通りです。

1就寝時間・起床時間を毎日一定にして、体内リズムを安定させる
2朝日を浴びることにより、夜の就寝前に睡眠ホルモンの分泌を促す
3就寝の1時間前には、ブルーライトをカットして、入眠ホルモンの分泌を促す

⒊白髪セルフケアを毎日続けるコツ

白髪セルフケアを毎日続けるコツ

白髪のセルフケアは毎日継続することが大切です。しかし、効果が表れるまでには時間がかかりますから、継続をすることはなかなか骨が折れることでもあります。
そこで、今回は科学的に証明されている、毎日続けやすくなるためのコツを3つピックアップしました。これらの3つを意識することにより、新しい習慣(白髪セルフケア)を毎日継続しやすくなります。
⒈大きな目標を常に意識する
例:「白髪を予防・改善して、いつまでも若々しくいたい」と毎日意気込む
⒉小さな一歩から始める
例:睡眠の質を上げるために、まずはいつもより15分早くベッドに入ってみる
⒊生活に一定のリズムを保ち、規則性をもたせる
例:毎日、朝7時に起きて、夜11時には寝る。オイルは、必ず夜9時に使う。

⒋白髪に今すぐ対処する方法

 

白髪に今すぐ対処をしたい方には、染毛剤を用いて白髪染めをする方法もオススメです。一言に白髪染めといえど、泡タイプとクリームタイプの2種類があります。

今回は、これらの違いについて説明をします。自宅でできる白髪染め方法ですので、ぜひご検討ください。

なお、「おしゃれ染め」で白髪を染めようとしてしまうと、白髪が上手く染まりません。あくまでも「白髪染め用のもの」を選択しましょう。また、一般的な商品特徴について解説をしますが、各商品を検討・使用する際には、個々の商品の説明文をしっかりと読み、個別具体的に判断をなさってください。

泡タイプ

泡タイプは、自宅染めの中で失敗しづらい方法です。自宅で髪を染めるのが初めてで、「上手にできるか不安…」という方にオススメの方法です。

泡を髪の毛全体にもみこむだけで、白髪染めができます。泡が髪の毛全体に行きわたるため、後ろも内側も染め残しがありません。

泡タイプのイメージ動画

注意点もあります。薬剤には、カラーのダメージを軽減するためのトリートメント成分が配合されていません。このため、他のタイプと比較して髪が傷みやすくなっています。

クリームタイプ

クリームタイプは、しっかりと根本を染められるのが特徴であり、部分染めに特化しています。「部分的にだけ生えている白髪に対処をしたい」という方にオススメです。クリームタイプは、保存ができ、複数回に使い分けられます。注意点もあります。全体染めにも使えますが、他のタイプに比べて、手間がかかってしまいます。また、後頭部が染めにくいというデメリットもあります。

乳液タイプ

乳液タイプは、全体的に白髪が気になってしまう方にオススメです。乳液タイプは、乳液という特性上、伸びがよく、毛先まで滑らかに素早く塗れます。したがって、普段コームで髪をとかす感覚で染められるので、塗る際の負担があまりありません。

また、クリームタイプが苦手な部分である、後頭部やえり足の部分にも、苦なく染められる点が強みです。使った際に、染まりが薄いと感じた際には、乳液の塗り具合を確認しましょう。うっすらと塗っていると、その分、染まりが悪くなります。濃く塗ることにより、しっかりと染められます。

⒌まとめ

白髪が生えてしまった際のセルフケアとしては、頭皮を健康にすることが非常に重要であります。
自宅でできる頭皮ケアとしては、次の方法があります。

  • 頭皮ケア1:シャンプーのやり方を工夫する
  • 頭皮ケア2:ヘアブラシで頭皮を磨く
  • 頭皮ケア3:エッセンシャルオイルを使う
  • 頭皮ケア4:十分な睡眠をとる

これらを実践することにより、白髪が生えてくる頻度や本数を減らせます。

今すぐの対処をご希望の場合は、染毛剤や染料を用いて白髪染めをしましょう。

・参考

10 Ways To Increase Blood Circulation To Scalp For Great Hair | skinkraft

Is Hair Dead or Alive? How Hair Growth Works | healthline

How to prevent white hair, delay greying and hair loss due to scalp ageing | expatliving

40 Best Ways to Keep New Habits Every Day | Best Life

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

step01
ヘアカラーシャンプー
洗いながら染める

ヘアカラーシャンプー

毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

カラーサンプル
step02
カラートリートメント
しっかり染める

カラートリートメント

高いトリートメント効果で髪と頭皮をしっかりとケアしながら、白髪を染めます。

カラーサンプル
step03
コンディショナー
カラーをキープする

コンディショナー

傷ついた髪もしっかり補修、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。カラーの持ちを良くし、白髪を黒髪へと導く効果も期待できます。

step04
カラーリングブラシ
さっと隠す

カラーリングブラシ

外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

カラーサンプル
maru_rin

編集者のmaru_rinです。美しく気品ある髪を手に入れるため、私たちにできることはいくつかあります。そのうちのひとつが、ヘアケアについて正しい知識を持つこと。 内側に秘めた気高い心を表現するかのような髪とあなたのビジュアル。その魅力を高めるお手伝いをして参ります。

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