白髪を予防する正しいシャンプー方法を学ぼう

  1. 白髪の予防・改善方法

白髪を予防するには正しいシャンプー方法を学びましょう。 髪質は頭皮の環境により驚くほど変わります。頭皮を清潔に保てば髪は健康に成長します。正しいシャンプー方法を学び健康な髪で白髪予防へとつなげましょう。

「今すぐに白髪をなんとかしたい」という方におすすめの対策として、最後に白髪染めトリートメントの紹介もあります。

1.白髪予防と正しいシャンプー

白髪予防とシャンプー

なぜ白髪予防に正しいシャンプーが必要なのかというと、毛髪は頭皮で作られるからです。頭皮の毛根にあるメラノサイトでメラニン色素が正しく働くと黒髪になります。そのメラニン色素が何らかの原因で正常に働かないときにできるのが白髪です。

黒髪から白髪になってしまう何らかの原因、というのは現在研究中です。しかし、自分でできる白髪対策とは、頭皮を清潔にして健康な髪をつくること。白髪と言っても髪の状態により見た目の印象は大きく変わります。つやつやサラサラ白髪とぱさぱさゴワゴワ白髪。おなじ白髪でも見た目年齢は大きな違いとなるでしょう。

正しいシャンプーを続ければ、髪のコシが強くなり根元が立ち上がります。根元がふんわりすればぺたんこヘアーよりも、顔の周りや分け目の白髪は目立ちません。正しいシャンプー方法で頭皮と髪の健康を目指しましょう。

2.正しいシャンプー方法

正しいシャンプー方法

①シャンプー前にはブラッシング

シャンプーの前には忘れずにブラッシングをしましょう。髪には知らない間に花粉やホコリ、黄砂などの汚れがついています。まずはていねいにブラッシングして髪についた汚れを取っておきます。

ブラッシングはやさしくかけるのがコツです。根元から一気にブラシをかけると髪が絡まり傷めてしまうこともあります。ブラッシングは毛先から少しずつ行いましょう。襟足は下から上にブラシをかけると汚れが浮きやすくなるでしょう。

②シャンプー前に予洗いを

シャンプー前には髪と頭皮をシャワーでしっかり濡らし予洗いしましょう。シャワーを髪の表面からさっとかけるだけでは水分は頭皮や髪の中まで届きません。手のひらを髪の中に差し込み持ち上げながら、シャワーが頭皮全体に行き渡るようにしましょう。頭皮までしっかりお湯が行き届けば、皮脂や汚れが浮き上がりシャンプー効果が高まります。

③シャンプーで洗うのは頭皮

シャンプーできれいに洗うのは頭皮です。指の腹や指全体でやさしく頭皮をマッサージするように洗いましょう。美容室でのシャンプーを思い出すとわかりやすいかもしれません。頭皮をゴシゴシこすったり、爪を立てないように気をつけましょう。
シャンプーを手のひらに出してお湯とよく混ぜながら軽く泡立てます。シャンプーは泡立てることよりもお湯となじませるのが大切です。お湯でのばしたシャンプーは頭皮に広げやすくなります。

のばしたシャンプーを頭皮の数カ所に載せていきます。顔周りの生え際、頭の上、つむじのあたり、頭の後ろ、襟足などの頭皮に置いていく感じです。そして髪の中に指を差し入れて全体をくまなく洗いましょう。皮脂で汚れた毛穴をきれいにするよう意識してやさしく頭皮をもみ洗いします。

シャンプーの泡立ちは重要ではありません。髪は流れてくるシャンプーだけで十分きれいになります。髪を泡でいっぱいにすることよりも頭皮の毛穴にたまった汚れを取ることがシャンプーの目的です。

④すすぎはたっぷりと

すすぎ残したシャンプーは頭皮の汚れになってしまいます。シャンプーよりも長い時間をかけるつもりですすぎをしっかり行いましょう。シャワーヘッドを手に持ったり、自分の体や頭の向きを変えたりして頭全体にシャワーをあてるとよいでしょう。

同じ姿勢で固定したままのシャワーを頭の上から浴びるだけでは、頭皮は十分にすすすげません。襟足、顔の周り、頭頂部なども指を差し入れてちゃぷちゃぷ髪を浮かしながらすすぐとよいでしょう。

⑤コンディショナーは毛先だけ

コンディショナーは毛先だけで十分です。シャンプーで頭皮をきれいにしても、コンディショナーが毛穴をふさぐと汚れになってしまいます。手のひらにコンディショナーを取り、手のひらで広げてから痛みやすい髪の毛先だけにつけましょう。

3.ドライヤーの使い方

ドライヤーの使い方

シャンプーの後には髪を素早く乾かしましょう。そのためにはドライヤーの使い方が大切です。濡れたままの髪は傷みやすいため、そのまま長い時間放置せずすぐにドライヤーで乾かします。

しかしドライヤーの熱風も髪にダメージを与えやすいです。そのためドライヤーをかける前にできるだけタオルで髪の水分を取っておきましょう。タオルを使うときにはやさしく髪や頭皮を押さえるのがポイント。タオルで髪をゴシゴシこするのもキューティクルを傷める原因となります。また、水分を吸収しやすいタオルも活用するとよいでしょう。

ドライヤーを使うときには髪にダメージを与えないため、髪から10センチ以上離して使いましょう。ドライヤーをかけるときは片手を髪の中に差し入れて持ち上げながら、頭皮や根元に熱風を送ります。ドライヤーは髪の下からあてるとよいでしょう。

ドライヤーを持つ手はこまめに動かしながら、髪や頭皮の同じ場所に熱風があたりすぎないようにします。美容師さんの手の動きを想い出すとイメージしやすいですね。

また少しずつドライヤーをかける場所も動かしながら頭皮全体を乾かします。頭皮が乾いたら濡れている髪を横からドライヤーをかけて乾かします。ドライヤーのかけすぎも髪のパサつく原因となります。ドライヤーの使いすぎにも注意するとよいでしょう。最後に冷風を髪にあてると広がったキューティクルがしまります。

4.まとめ

正しいシャンプーを行うと頭皮の血行がよくなります。頭皮が健康になれば髪も元気になります。白髪を予防するには正しいシャンプー方法で頭皮を整えて健康な髪の成長を促しましょう。黒髪が白髪に変わるメカニズムは現在研究中です。まずは正しいシャンプー方法で頭皮を整えましょう。
正しいシャンプー方法はていねいに実行すれば頭皮がスッキリします。翌日からすぐに髪はつやつやサラサラへと変わるかもしれません。髪の根元もふんわり立ちあがるため、伸び始めの白髪が目立ちにくくなるでしょう。

「今すぐに白髪をなんとかしたい」という方は、こちらの白髪染めトリートメントをご覧ください。

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

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さっと隠す

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外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

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