日本で度々話題になる健康な食べ物は海外から発信されることが多いのは有名ですね。例えば、チアシードやキヌアなど、「スーパーフード」と呼ばれている食べ物が代表的です。基本的に健康な食べ物の発端は健康に敏感な海外セレブで、SNSを中心に情報が広がり、次々と新しい健康な食べ物の情報を手に入れることができます。
そこで今回は、健康な食べ物に敏感な海外(主に欧米)の人たちが白髪対策のために取り入れている食べ物を5種類ピックアップしてみました。この5種類は日本だとあまりみかける機会が少ない食べ物も含まれるので、手軽に取り入れる方法も紹介します。
この機会に、何か新しい白髪ケアを試してみたい人は、普段馴染みがない海外で人気の食べ物を取り入れるてみるのはいかがでしょうか！
1.海外での白髪対策とは？
最初に、海外での白髪対策への意識や方法を紹介します。日本では白髪対策はいつの時代でも人々の関心を集めるトピックですが、海外ではどうなのでしょうか。
日本より白髪を気にしている人は少ない
海外の白髪対策についてのWEBページや、実際に海外に住んでいる日本人の意見を参考にすると、海外の人たちの白髪対策に関する関心は日本より低いと感じます。
例えば日本では白髪が目立ち始めると、白髪染めで隠そうとする人が多いですが、海外では自然体の美を楽しむ人が多い傾向なので、白髪をそのままアレンジして楽しむ人も多いようです。日本でも女優の草笛光子さんやミュージシャンや俳優である玉置浩二さんは白髪を生かしたスタイルでとても魅力的ですよね。
また、多くの白人は髪の色素が薄い人が多いので、髪の色素が強い日本人よりも白髪があまり目立たないという点も、白髪をあまり気にしない大きな理由になりそうです。
科学的ケアよりも自然的な白髪ケアを求める人が多い
各国の食品の添加物の基準をみればよくわかりますが、海外の多くの国は化学物質にとても厳しいです。化学物質は体に悪い物という考えが強いので、食べ物をオーガニックにこだわる人が多いことはもちろん、なるべく全ての面に置いて自然由来のものを使うことに意識が高い人が多いです。
例えば、日本だとオーガニック製品は高価なものが多いので、ある程度所得があり、なおかつ生活意識が高い一部の人に特に好まれる印象ですが、海外ではオーガニック製品は一般的です。また、ヨーロッパだと基本的にどこのスーパーでもオーガニック製品の品ぞろえがしっかりしているので、日常的に取り入れやすい環境といえるでしょう。
そんな自然派思考の人が多い海外の国々では、白髪は外的からケアすることよりも、白髪にいい食べ物を食べて体の内側からケアすることが流行っています。海外のドラッグストアでも白髪染めを見かけますが、日本より品ぞろえが悪く、白髪染めの人気を表しています。
2.海外で白髪対策のためによく食べられている食べ物5選
海外の白髪対策の事情がわかったところで、実際にどの食べ物が効果的なのかを紹介します。日本で人気の食べ物とはどう違うのでしょうか。
【1】ダークチョコレート
ダークチョコレートが人気な理由は、鉄や銅などのミネラルが豊富に含まれているからです。また、チョコレートは持ち運びに便利で、調理が必要ない「手軽さ」が高ポイントですね。
海外の白髪に関する研究では、「フェリチン」というタンパク質の一種が低下することで白髪になりやすいという研究結果がります。フェリチンは貧血とも関りがあり、鉄などのミネラルと深い関りがあるので、適切にミネラルが補いやすいダークチョコレートがおすすめされます。なぜ「ダーク」チョコレートがいいのかというと、加工による余分な脂質や糖質があまり含まれていなく、純粋にカカオ(チョコ)を摂取しやすいからです。
【2】スピルリナ
スピルリナは数年前に日本でも流行ったので、名前を耳にしたことがある人は多いかもしれませんが、現在でも海外では白髪対策に人気の食べ物です。また、30億年も前から地球に存在し、他の生物が存在しにくい環境で育つことにより要素が高いので、「スーパーフード」の1つとして認知されています。
そんなスピルリナは、銅を始め必須微量栄養素を多く含んでおり、細胞膜が薄いので吸収されやすいことがポイントです。海藻なので、直接食べるというよりパウダーやサプリメントに加工されていることがほとんどで、健康食品のように摂取する方法が一般的です。
【3】アムラ
アムラとは主にインドで栽培されている木の一種です。果実はもちろんですが、木全ての部分が使われます。あまり聞き慣れないですが、最近知名度が上がってきているインド由来のハーブの一種なのでこれから認知度が広まる可能性が高いです。
アムラは健康にいい効果は沢山あるのですが、特に白髪対策に期待できる効果は「抗酸化作用」です。活性酸素は体を老化させるといわれているので、アムラに含まれているポリフェノールやビタミンE,Cに活性酸素を取り除く効果が期待できます。
また、アムラはヘナ染めにも使われているので、白髪対策として体の外側と内側の両方からアプローチできることがわかります。しかし、日本国内で生のアムラを手に入れることができないので、摂取する場合はパウダーかサプリの使用のみとなります。
【4】レバー
レバーには人間が不足しがちなビタミンB12が豊富に含まれており、さらに白髪対策になる鉄や銅のミネラルも豊富に含まれています。しかも、レバーは100g辺りおよそ130kcalで高タンパク質低カロリー。日本でも手に入りやすいのでぜひ普段の食事に取り入れたいですよね！
しかし、レバーを取り入れる際に気を付けないといけないことがあります。それは、「ビタミンAの過剰摂取」です。鶏と豚レバーには100g辺りビタミンAが13,000~14,000μg、牛レバーには1100μg含まれています。ですが、成人男女の1日のビタミンAの耐容上限量は2700μgなので、鶏と豚レバーは特に摂取量を調節しないといけません。ビタミンAを連日過剰摂取してしまうと、脱毛の原因になる可能性もあるので特に注意が必要です。
レバーの食べすぎを防ぐために、レバーを食べる時は焼き鳥屋で一本注文をするか、自宅で小分けにして調理するようにすることがおすすめです。外食で見かけるレバニラは牛だったらいいのですが、豚の可能性もあるので注文する時に確認しましょう！
【5】ひよこ豆やレンズ豆
洋食を食べる時にみかける、海外で一般的な豆ですが、白髪対策に効果的です。これらの豆類にはビタミンB9が特に豊富に含まれいることがポイントです。ビタミンB9は髪の色を保つために必須な「メチオニン」を生成する際に役立つといわれています。
これらの豆は日本の一般的な食卓でみかけることはまだ少ないですが、実はとても簡単に取り入れることができます。例えば、水煮されている状態の豆ならサラダに加えることができます。一般的なスーパーでもひよこ豆の水煮は売っています。
また、一部の海外由来のスーパーマーケットや通販サイトには、ひよこ豆やレンズ豆を使った「パスタ」が販売されています。小麦粉ではなく、豆を粉末にしてパスタにしたものなので、普段のパスタの代わりにするだけで簡単に摂取することができるでしょう。
3.海外で人気の白髪対策の食べ物を取り入れて内側から健康になろう！
今回紹介した食べ物は白髪対策になるという前提ですが、白髪だけではなく「健康」そのものによい食べ物です。ですので、白髪ケアと同時に健康的な体を手に入れられる可能性があるのでぜひ取り入れてみてください。
スピルリナやアムラは自然由来のサプリとしても手にすることができますが、パウダー状になっただけの製品もあるので、スムージーやお菓子に混ぜて使っても効果的ですね！
